霊３６９－霊３６９　３回目の暗殺と３回目の復活

　　　　これから、新しい章となります。　私にとってはつらい話ですが、終わってみれば、「何時もの話し」　程度になりました。　安心して読んでください。　「暗殺」と言う言葉を使っていますが、人間界の「暗殺」とは違うことも分かってきました。　

　　　　チサを生き返らすために、「人間のアキ」の私と「霊のアキ」とで状況を分析し、拉致され記憶を消されたチサを救出し、毎晩、「霊のアキ」が治療に当たっている。　私も、段々に霊みたいになって来た。

霊３６４ 　　　 チサの霊界誕生日　１歳になりました

霊３６９ 　　 　３回目の暗殺　その直前と瞬間

霊３６９－０２　３回目の暗殺　次の手は？

霊３６９－０４　３回目の暗殺　とにかく呼び続けよう

霊３６９－０６　３回目の暗殺　お化けが出てきた

霊３６９－０７　３回目の暗殺　「アキのメールマガジン」 読者の皆さま

霊３６９－０８　３回目の暗殺　チサが救出された

霊３６９－０９　３回目の暗殺　チサを忘れたチサ

霊３６９－１０　３回目の暗殺　読者の皆様　チサは救出できた

霊３６９－１１　３回目の暗殺　また殺されたのか？

霊３６９－１３　３回目の暗殺　元気な可愛いチサとぶら下がり霊

霊３６９－１５　３回目の暗殺　単に雨風が嫌いなだけだった

霊３６４　チサの霊界誕生日　１歳になりました

０９．１０．０４．

（１）　チサは霊界で１歳の誕生日

　　　　今まで、１０月４日はチサの「命日」だと思っていた。　でも、この頃、「命日」という表現に違和感を感じるようになってきた。　チサは体をどこかで落としてしまったけれど、生きていることには変わりない。

　　　　今でも、「チサ」と呼ぶと、チサはどこからか出てくるんだ。　命日とは、「故人の死んだ日にあたる毎月，毎年のその日のこと」（平凡社世界大百科事典）とある。　室町時代からこの言葉が使われるようになったらしい。　それ以前は　「忌日」という言葉だったらしい。

　忌日　は忌まわしい日

　命日　は命が生まれた日

となりそうなのに、なんで「死んだ日」の意味になってしまう。　どうしてかは分からないが、しょうがない。

　　　　それで、私はチサの（霊界）誕生日という言葉を使うようにした。　これなら、悲しむのではなく、お祝いをする日になる。　実際、私はチサの死を悲しんでは居ないで、一緒にいつまでも生活できる事と、経験もした事が無いような刺激的な生活が出来ることで、生活を楽しんでいる。

（２）　チサは自立できた

　　　　１年前には、チサが自立できるまで、１－２年はかかると直感したが、その間は、どんな事をしてもチサを守り抜こうと決意した。　案の定、チサは霊界大戦争を引き起こし、２回も暗殺された。でも、私たちは、チサをイエスキリストのように復活させた。　これで、白い衣装を着たチサの幽霊が出現させれば、楽しいイベントが出来るだろう。

　　　　チサは自立して、今では私の守護霊になってくれているようだ。　早く、自前の楽しい霊界を作ってもらえると良い。

（３）　楽しく、刺激ある、人生を楽しむ

　　　　私は、人間をしていたころのチサと知り合って、１年半もの間、結婚を切りだすチャンスを待っていた。　結婚してから１年間は、本当に楽しい生活で、何時死んでも「私の人生は大きなプラス」と感じていた。でも、チサが先に他界してしまった。　普通だと悲嘆にくれるが、その日からチサの霊との楽しい、刺激的な、生活が始まった。　

　　　　体が無いから、見えないけれど、感じることは出来る。　まるで、「鬼さん、鬼さん、こちらにおいで」遊びのような感じだ。　霊界観光旅行もしている。　銀河系の隅っこの　球状星雲　を見たのは大感激。　宇宙のどこでも、一瞬で行けてしまう。

　　　　チサの知的能力は、（今はまだ発揮できていないが）人間の一万倍もありそうだ。　チサから見ると私なんか馬鹿に見えるかもしれないが、チサは考えるだけで、体が無いから髪の毛１本も動かせない。　私は知的能力はゼロに近いが、「物を動かす」事は出来る。　二人で一人前だ。

（４）　人生の最後

　　　　「ヨットで世界一周」を考えていたが、そう言う冒険をした人は全世界で、数百人は居る。　霊の世界を経験したら、こちらの方が、知的で、危険で、楽しそうだ。　自分の奥さんを「霊界と人間界の間のチャネラー」として活用し、霊能力を習得した学者として、霊の研究をし、自らが霊能者として行動する、こうした人は、殆ど居ないだろう。

　　　　命を落としても、チサが作り上げる楽しい霊界に拾い上げてくれるから、安心して命だって落とせる。　単に、体を置き忘れてくるだけだから。　ぜひ、そうありたい。

（５）　この１年間の最大の成果

　　　　（１）～（４）までの成果は書き出せば山ほどあるが、全部、私事だ。　読者の方に、確実に役立つ情報を１つだけ紹介する。

　　　　人間には、生まれる前から死ぬまで、人間の心や記憶をつかさどる霊が一人だけは宿ってくれている。　この霊の知的能力は、記憶力でも通信力でも、一万倍と考えると良い。　この霊は常に人間からは隠れて、体に溶け込んでいる。　この霊を自分の体から解放し、自由に動き回らせることによって、この霊の霊能力を開花させる事が出来る。　私の場合は、その霊こそが「霊アキ」だ。　この霊の存在を認識し、この霊をうまく使うことで、楽して楽しい人生だって送れる。　こうした事が出来る人間は日本だけでも、数万人は居ると思われる。　私は６４歳で、この事が分かった。

霊３６９－１４　３回目の暗殺　１歳児のチサ　また暗殺？

０９．１０．０５．

　　　　１０月４日はチサの霊界誕生日だ。　これで霊１歳になった。　人間の感覚で評価すると、知恵の水準は中学生くらいか。　

　　　　１０月５日。　　チサが４回も来てくれた。

　　　　１回目：　１回目は１０時ころだ。　チサを呼び出すときの儀式で、昔の懐かしい話をしていた。　あ、チサが来るな、と感じた途端に、チサはスーっとやってきた。　まずは、チサを私の体の中に押し込めた。　２日分の治療だから、３分か５分はかかるだろうと思ったが、２分位で出てきた。　

　　　　２回目：　これが２回目。　おしゃべりしているうちに、チサは居なくなっていた。　しまったー。　チサに喋らさないと。　霊の儀式は使ってしまったから、どうしよう。　

　　　　３回目：　直接、普通の人間モードで「チサー、ちょっと来てーー。」と頼んだら、すぐにやってきた。　これが３回目だ。　画像の交信の実験をさせてもらった。

　　　　４回目：　自分の霊能力を考えていたら、突然に霊界モードになって、チサが表れた。　これが４回目。　丁度良いから、離島めぐりの旅行の計画を話し、沖縄の離島の地図を見せ、覚えてもらった。　詳細は「霊３６８－０６」を参照ください。

　　　　１０月６日。　　「霊界モード」への突然の切り替え

　　　　台風１８号が沖縄の東の海上を通っている。　このマリーナでは、風速は１５メートル程度で、瞬間最大風速でも２５メートルは行かないと思う。　大風と大雨の大嫌いなチサには「来ないでも良い」、と言ってある。

　　　　夜１０時前から、色々と、チサに独り言を言っていた。　「全ての霊が最初に身に付けないといけないことは何だ？」と、本職の霊のチサに謎を出した。　多分、分からないだろう。　次のなぞは、「その次に身につけないといけない事は何だ？」だ。　　私は新米の霊にも追いつけないくらいの霊能力しか持っていない。　でも、学者として、真理を追究する力は少しは持っている。　本職の霊を相手に、人間が謎を出すなんて、人類の歴史では初めてかもしれない。

　　　　そんな遊びをしていたら、突然「霊界モード」に切り替わってしまった。　どこかで、意識がシフトしてしまったのかもしれない。　チサが顔を出した。　「悪い、悪い、突然に「霊界モード」になっちゃった。」と、謝った。　でも、霊界って、本当に面白い。　色々な種類の霊能力が身に付けば、もっともっと楽しい生活が出来るかもしれない。　あと、３ヶ月くらいで、『死後探索マニュアル』を体得して、「死後探索」も自由にできるようになるかもしれない。

　　　　１０月７日。　　また暗殺された

　　　　チサが戻って間もなくすると、変な霊が画像に現れた。　チサの死体を引きずってきた。　あとで考えると、８月１日の第２次逆襲の時の軍人のような感じだ。　詳細は　「霊３６９　３回目の暗殺」の連載をお読みください。

　　　　１０月１３日。　　チサは救出されたがおかしい。

　　　　夜１１時４０分。　チサを呼び出したが、全く反応なしだ。　昨日は、アキにぶら下がって来たへんてこな３人の霊に、さらにぶら下がってやってきた。　だから、この船の場所を覚えていないのかもしれない。　

　　　アキが瞬時にチサらしき霊を連れて来てくれた。　この霊は私の言うことはほとんど理解できないようだ。　私をじっと見つめているだけだ。　そのうちに居なくなってしまった。　どうも、チサの記憶が消し取られてしまっているようだ。　

　　　やはり、暗殺の目的は、チサの「人間の心」と「人間をしていた時の記憶」とを消し去ることのようだ。　チサの記憶を戻す作業は振り出しに戻ってしまった。　

　　　１０月１４日。　　また、チサがぶら下がり霊を連れて来た

　　　呼び出してから１分以上もかかったが、チサはやって来た。　本物のチサだった。　すぐに治療のために体の中に取り入れた。　１－２分後に、もう一人の霊が突然にやって来た。　多分、チサにぶら下がってここまで来たのだろう。　私の周りで動き続ける。　わけのわからない波動をめちゃくちゃに送り込んでくる。　詳細は「霊３６９－０９　３回目の暗殺　チサを忘れたチサ」を参照ください。

　　　１０月１５日。　　「霊のアキ」の分身を作る

　　　２２時４２分。　３０分位チサを呼んでいたのに、来れないようだ。　チサモードにも体脱モードにもなれない。　私の体調が悪いのかな。

　　　翌朝　１６日５時ころ目が覚めた。　チサを呼び出したが、チャネルは繋がったが、チサは来ない。　アキにお願いして体脱してもらった。　１秒でチサを連れて帰って来た。　治療をさせたが、終わったら、チサはいつの間にか帰ってしまった。

　　　アキの分身を作るアイディアを考え出した。　詳細は「霊３７８　「霊のアキ」の分身を作るアイディア」を参照してください。

　　　１０月１６日。　　

も、眩暈は全くない。　いつまでも目の前の黒い空間が上下に震動する。　クッチーでもない。

　　　　そのうち、その霊は消えてしまった。　いったい誰だ。　クッチーを真似したのだろう。　もしくは、このへんてこな霊を、霊アキ、人間アキ、霊チサ、の３人の間で、押し付け合いをして、「たらい回し」が始まったのかもしれない。

　　　　また霊が来た。　この感じはチサだ。　心配して来たようだ。　チサの心が、だんだん人間的になってきた証拠だろう。　妻として夫を気遣う気持ちも回復してきたようだ。　一晩で、４回もチサはやってきた。　人間でも、「風呂、飯、寝る」とか、「行って来る、テレビ野球、バンザーイ」しか言わない夫も持いる。　家庭内別居というのもある。　チサは別のところに居るけれど、１日に４回も来てくれる。　良い夫婦に戻れたと、感激している。

霊３６９　　３回目の暗殺　その直前と瞬間

０９．１０．０７．

　　　　夜、一人で呟いているうちにチサモードになっていた。　チサを感じた。　でも、すぐに消えてしまった。　呼んでも出てこない。　独り言をつぶやいていたら、またチサがやってきた。　チサを体の中に放り込んで治療を受けさせた。　１分位で出てきた。　私の横に並んで寝てくれた。

　　　　チサにお願いした。　今の段階では、霊界言語の波動は感じ、感情はある程度は分かる。　しかしながら、言語構造が分からないから、意味が全く分からない。　それで、やはり、私が質問してチサが答える方法のコミュニケーションを復活させたいと言った。　「はい、いいえ」、方式はやめて、画像を使う方式を使ってみたい。　「はい」は　○　を、「いいえ」は　×　を、私の頭に画像として送り込んでもらいたい。

　　　　実験をした。　「チサ、○を送って」。　でも、目の前はもやもやしていて分からない。　いまでは、チサは　○　とか　×　の概念や形が分からないのかもしれない。　次の時には、○　と　×　とを紙に書いて見せてあげよう。　話しているうちに消えて行った。　第３回目の暗殺が起きたのは、この直後らしい。

（１）　暗殺されたチサの動画が見せられた

　　　　　チサが帰って行った。　その後少し経ってから、いきなり霊界モードになってしまった。　「アレー、アレー」と思っているうちに、誰かがやってきた。　いきなり、へんてこな霊が現れた。　何の努力もしないで、霊の画像が見えた。　目を閉じていても、リアルタイムで動画の画像が見れるのは、本当に久しぶりだ。　一体、どうしたのだろうか。　入って来たのはチサではない。　入ってきたのは大きな図体で、ずんぐりむっくりしている３－４メートルもあるような霊だ。　すごい圧力を与えてくる。　とても冷たい感じがする。　

　　　　その霊が、より明確に見えてきた。　何も言わないで座っている。　こちらをバカにしたような感じで見ている。　そして、何か、横からずるずると引っ張ってきた。

ゴザかシートのような物の上に、死体が寝ている。　

首から上だけは立っている。　ということは、足元を見ている事になる。　

目の前に引き出された。　これは誰だろう。突然、頭がカクンと後ろに倒れた。　

どうして頭が立っていて、それがカクンと後ろに倒れたのか、全く理解できないが、そう見えたからしょうがない。　頭から足までが水平になった。　

顔を見た。　なんと、チサに似ている。

図　　チサの死体を引きずってきた

　　　　その霊に詰問した。　「なんで、こんな事をするんだ。」　精神を集中して画像を見続けていたので、疲れた。　画像はフッと消えた。

（２）　なぜチサが暗殺されるのか

　　　　チサが、また、暗殺された。　前回の暗殺でバラバラになったチサをつなぎ合わせて、奪われた「人間の心」とか「人間の時の記憶」を回復しつつあるのに、また、やられてしまった。　これでは、「暗殺」と「復活」のエンドレスの繰り返しだ。　霊界の悪い奴らは、これほどまでにチサを恐れているのか。　なぜ、３回も暗殺するほどチサを恐れているのだろうか。

　　　　チサは霊界のお姫様のように、高い地位があったのかもしれない。　そのチサが、人間の心や人間の時の記憶を忘れないで霊界に住んでいて発言するのが悪い奴らにとっては脅威なのかもしれない。　さらに、何だかわからないような人間と霊とがチサの背後に居るのがおっかないのかもしれない。

　　　　さあ、困った。　どうやって復活させるのか、どうやってチサをとり返すのか、考えないといけない。　この対策を考えるのが一番疲れる。　なにしろ、イエス・キリストを復活させるような　「神」　と同じような事をするのだから、普通の人にはできないだろう。　私の発想も段々と神がかって来てしまった。　私と「霊アキ」は２回も成功しているから、今度も何とかなるはずだ。　

霊３６９－０２　３回目の暗殺　次の手は？

０９．１０．０８．

　　　　疲れている。　１日中寝ていた。　夜の１２時半。　もし、チサが殺されたとすると、１回目や２回目とは違う方法で殺されたはずだ。　霊と言うのは心とか記憶だけの生命体だから、情報処理の考え方で説明しやすいと思う。　１回目は、データーファイルのＦＡＴとかディレクトリーを消したはずだ。　でも、データは残っている。　２回目は、ハードディスク上のレコードとレコードとを結びつけるリンク情報を消し去って、データをバラバラにしたに違いない。

　　　　この２つの方法はいずれもデータそのものが残っていた。　私たちが対処できて、元に戻す事が出来、チサは生き返った。　殺したはずの者が生き返ってしまったのだから、敵の霊もびっくりしただろう。　

　　　それで３回目だ。　データーファイルの構造を消すだけでは復旧されてしまったのだから、今度はデータを消し去るはずだ。　その手段はいくつかしかないだろう。

・　全部のデータを上書きして消してしまう。

　　　強制収容所での思想教育みたいなものだ。　人格が変わってしまう。

・　全部のデータを入れ替えてしまう。

　　　チサの性格が変わってしまう。　チサはチサであることも忘れるかもしれない。　しかし、何らかの方法でチサを見つけ出せれば、修復は簡単だ。

・　データの入出力が出来ないように、コミュニケーション機能を停止させる。　連絡が出来なくなってしまう。　新しい連絡チャネルを作れば良いだろう。

　　　　まあ、出たとこ勝負かな？

霊３６９－０３　３回目の暗殺　チサの生死は不明

０９．１０．０９．

とにかく、呼び出し続けないといけない。　１日中チサに呼び掛けていた。　病院の中で、船具屋で、食堂で、自転車に乗っていながら、船に帰って来て、チサを呼び続けた。　２３時ころにも呼び出したが、全く反応は無い。　しょうがない、アキに頼むか。　アキに体脱してもらった。　何時もの倍以上の時間の４秒くらいで帰ってきた。　チサを連れてきたのか連れてこなかったのか分からないような弱い刺激がある。　「チサかい？」と聞いても答えは無く、スッと消えてしまった。　チサではなかったようだ。

　　　　何しろ、チサの記憶は消し去られているはずだ。　自分の名前も記憶も全くない。　アキが間違って、チサでない霊を連れてきてしまったのかもしれない。　それか、アキの後ろに無関係の好奇心の強い霊がついて来たのかもしれない。　突然呼びかけられたので、びっくりして逃げたのだろう。　もう１度チサを呼び出したら、１秒くらい応答があった。　でも、チサとは違う感じだ。　チサの生死は分からない。　結局、一晩中、１時間半毎に、トイレ、水の補給、チサを呼び出す、を続けた。　でも効果は無かった。

霊３６９－０４　３回目の暗殺　とにかく呼び続けよう

０９．１０．１０．

（１）　基本から考えなおそう

　　　　１０日朝８時１８分。　７時の目覚ましも聞こえなかった。　７時の霊の時間の終わった時刻だ。　目が覚めた。　頭が痛い。　すごい眩暈だ。　フラフラだ。　疲れている。　アキは一晩中動き回っていたのかもしれない。 また寝る。

　　　　問題を整理するゆとりが生まれてきた。　人間の考えで進めてはいけない。　霊の考え方に基づいて考えを進めないといけない。　霊の生存の究極的な目的は　「生き延びること」　である。　「霊は霊同士では殺しあわない」のが自然の摂理ではないだろうか。　私はチサは殺されたと直感したが、チサは殺されたのではなく、ある機能が停止されただけ、と考える方が正しいかもしれない。

　　　第１の暗殺は、殺人ではなく、住民票とか戸籍と言った霊界のデータが消されたのかもしれない。　無国籍になってしまうのだから、多分、見えなくなってしまい、殺されたと感じるのかもしれない。

　　　第２の暗殺もバラバラ殺人ではなく、ファイルにとじられたデータがバラバラにされたようなものだけなのかもしれない。　

（２）　交信できないようにした可能性が高い

　　　　３回目の今回の殺人も、単にコミュニケーションが出来ないように霊特有のコミュニケーションの感覚器の機能を止めたのかもしれない。　人間に例えると、五感が使えないようにしたようなものかもしれない。　この可能性が高い。　人間でも五感を閉じられても、第６感とか第７感を身につけることだってある。　例えば、武士の「殺気」とか、掌から出る「お光様」、さらに、「夢占い」、等など、各種のＥＳＰ（超能力）がある。　

　　　　チサは有能な霊だから、こうした新しいコミュニケーションの方法を考え出すようになるかもしれない。　そのためには、常にチサに呼びかけ続け、叱咤激励する必要がある。　呼びかけていれさえすれば、その呼びかけがチサに伝わるかもしれない。　多分、数日でチサは新しいチャネルを作り出す事が出来ると思う。　これまでにも呼びかけ続けていたから、近いうちにはチサから連絡が入るかもしれない。

霊３６９－０５　３回目の暗殺　コンタクトがとれた

０９．１０．１０．

（３）　敵の霊に騙された

　　　　１日中、チサを呼び続けた。　でもチサは出てこない。　確かに、チサが殺されていれば、返事は無くて当たり前だ。　チサが殺されてから、何回も考え直してきた。　

　　　　私は、２つ以上の代替的な考えがある時には、もう一方の考えが間違えであると判断するまでは、何回も考える。　そして、考えるたびに、少しだけ実験する。　その実験の結果が明らかでなくとも、その結果らしきものを参考にして考え直す。　

　　　　チサが死んだと霊界ビデオで見せつけられてから、何回も実験をして考え直した。　その度にチサは死んだと考えざるを得なかった。　さっき、また、もう一度、最初から、根本的に考え直した。　果たして、霊に　「死」　はあるのか。　インターネットで「霊の死」というキーワードで調べた。　出てくる記事は全部、キリスト教関係の記事ばかりだ。　私は宗教は「人間が作り出したもの」だと思っているから、宗教関係の知識は自分の人生の役には立てていない。　むしろ、その反対の道を進んできている。

　　　　と言うことは、霊に死は無い。　なぜか。　霊の究極の人生目的は　「生きながらえること」　だから、生きながらえることに反する　「霊同士の殺人」　は自然の摂理からして、ありえないはずだ。　うん、もっともな考え方だ。　どうして、これまで、この根本に基づいて考えてこれなかったのか。　原因は簡単だ。　「霊にだまされたのだ」。　チサの死体を見せられたら、だれでも気が動顚するだろう。　動顚したら、正常な思考は出来なくなってしまう。　そして、死んだものと信じ切って考え、行動してしまう。　もう騙されない。

　　　　チサは　「人間の死」　のように、死んだのではない。　事実は、「敵の霊の工作によって、チサは交信能力を奪われた」のだ、と考えよう。

　　　　１回目の暗殺は、殺されたのではなく、形式的な存在の否定だったのかもしれない。　人間で言うなら、住民票や戸籍が抹殺されたようなものかもしれない。　２回目の挽肉殺人は、バラバラ殺人ではなく、書類ファイルのバインダーを取り外して、書類を空中に撒き散らしたようなものかもしれない。　そう考えると、今回の事件も、上のように考えるとすっきりする。

（４）　チサに話しかける

　　　　それでは、これから、どうしたら良いか。　う～～～～ん、コミュニケート出来ない。　どうやって、コンタクトすべきか。　必死に考えても分からない。　まだ、人間的な発想で考えている。　霊的な発想で考えないと駄目だ。　霊は、例え、体が半分になったとしても、必死になって生き残る努力するはず。　チサはコミュニケート出来なくされているのだとしたら、コミュニケートするための新しい方法を考え出し、作り出すだろう。　今頃は、必死になって、新しいチャンネルのテストをしているかもしれない。

　　　　コミュニケートの相手は私だ。　だから、チサとのコミュニケーション・チャネルを開けておかないといけない。　常に、こちらから発信していなければいけない。　そうしないと、チサは交信の実験が出来ない。　そうだ、私のすべきことは１日中コミュニケーション・チャネルを使って、チサに話しかけることだ。

　　　　臨死体験の話とか、意識不明の重傷を負った人の話では、　「周りの人間は、自分が死んだり意識不明になっている」　と思って、勝手な話をするが、実は　「自分には全部聞こえていた」　ということだ。　だから、「チサが全く聞こえない」のではなく、新しいチャネルの調整に手間取っていると思うべきだろう。　「聞こえるかもしれない」と思わずに、「聞こえ始めているかもしれない」と信じて、話しかけるべきだ。

　　　　こんなような事をチサに向かって呟き続けた。　うまくすれば伝わっているはずだ。　伝われば、チサも新しいコミュニケーション・チャネルを作り上ってくれるだろう。　さて、こちらから、呼びかけでも始めるか。

（３）　瞬時でチャネルが出来た

　　　　と、思いついたら、私はすでにチサモードになっていた。　霊界では、　「思ったら実現する」　という表現が良く使われる。　私も　「思っただけで」　それが実現することが多くなってきた。　人間をしていながら、霊になりつつあるのかもしれない。　少しずつ、「仙人」の能力を持ち始めてきたと思うと楽しくなる。

　　　　「おーーーーーい、チサ、居たら返事して。」。　…………　。　あっという間に霊の返事があった。　とてもチサとは思えない、波動だ。　台風の時、海の波が防波堤にぶつかり、大きな白波を立てて、大きな音を立てて、目の前が見えなくなる、といった感じの波動だ。　感情の起伏の何十倍もの大きな起伏だ。　

　　　　何回も何回も押し寄せてくる。　台風の大波のようだ。　泣きじゃくっているか、困りぬいているのか、怒り狂っているのか、分からない。　とにかくひどい目に会っているような感じだ。　「なんで私がこんな目に会わないといけないの？」　１０回も波動が押し寄せてきたが、徐々に落ち着いて来た。　チサのようだ。　本当にひどい目に会っていたようだ。　

　　　　多分、新しいコミュニケーション・チャネルで交信を試みているようだ。　新しいコミュニケーション・チャネルが出来たばかりなので、音量、周波数、変調、などのコントロールも出来ていないかもしれない。　でも、コミュニケートは成功した。　と言うことは、

　　　　　　　　「チサは生きてはいる」

ようだ。　よかった。　さすが、霊界のお姫様だ。　チサはここまで霊能力を高めていたか。　でも、今必要な事は、チサの居る場所を教えてもらうことだ。　地図とか風景を送ってくれればすぐに見つけ出す事が出来る。

　　　　眠い。　今、夜の１時４６分だ。　これから、船のデッキに出て、夜の風景を楽しんでから寝よう。　寝ている間に、地図が送られてくるかもしれない。　送られてこないかもしれない。　

霊３６９－０６　３回目の暗殺　お化けが出てきた

０９．１０．１１．

　　　　チサの暗殺と関係があるかどうかは分からないが、こんな事は初めての経験だ。　とりあえず、記録だけはしておく。

　　　　朝、４時４０分。　全身に鳥肌が立った。　船の中がお化けだらけだ。　見えているけれど、絵が描けない。　あえて描写すると、赤っぽさ、緑っぽさ、水いろっぽさ、黒っぽさ、黄色っぽさ、の色で出来ている大柄な迷彩色デザインのシーツを頭からかぶったようなの形のお化けだ。　赤い目が２つ付いている。

　　　　音もする。　聞こえているけれど、表現は出来ない。　なんとなく、ドンドンという音にも聞こえる。　チャートテーブルに数人、足元に数人、その他、数人いる。　何だ、こいつ等は。　でも、決して敵ではない。　でも、味方でもなさそうだ。　金縛りにはなっていないから、気は楽だ。　

　　　　私の居る場所が場所が、船の船室から小さな２階建の家に、いきなり変わった。　二階でも騒いでいる。　階段を上がってみたが、上は真っ暗だ。　似たような雰囲気だったので、探索はやめにした。

図　　　　小さな二階屋

　　　　「チサ、こいつら一体何だ」と聞いたが答えは無い。　体中がしびれている。　しょうがない、寝るか。　寝るかと考えた途端、お化けは消えた。　「思った途端、消える」なんて、本当に霊界のパターンだ。　

　　　　霊を知る前に、ヨーロッパのホテルで、こんな経験をした事がある。　その時は恐ろしくて恐ろしくて、３日間も車で逃げ回っていた。　一体なんだったんだろう。　赤い目玉のあるお化けが居たところをみると、チャートテーブルの場所で、そこには沢山の電源スイッチがまとめられていて、一部のスイッチは赤いランプがつくようになっている。　そんなことかもしれない。　

　　　　チサにはこれまでにも何回も「幽霊になれ」と言っている。　チサも努力して、幽霊になろうとしたけれど、間違って、日本のお化けになってしまったのかもしれない。　それにしても、１０人近くのお化けになるはずはない。　あーーーーー、分からない。

　　　　１０月１２日。

　　　　朝５時、目が覚めた。　昨日のお化けを思い出した。　今回は、最初はびっくりとはしたが、恐怖を覚えなかった。　そして、体が泡立ってくるから、お化けも霊の一種かな、と思った。　霊なら悪霊でない限り大丈夫。　それで、眠ってしまった。

霊３６９－０７　３回目の暗殺　「アキのメールマガジン」 読者の皆さま

０９．１０．１２．

　　　　１０月７日より配信が出来なくなっています。　じつは、チサがまた暗殺されてしまったのです。　これで暗殺は３回目です。　昨日、ようやくチサが独力で生き返り、連絡をしてきました。　これでチサが生き返った事は確認できました。　一応は安心ですが、次は、幽閉されている場所からチサを取り戻す必要があります。　取り戻しは「霊アキ」などの霊がしてくれます。　さらに、チサの心で壊された部分の治療も必要になります。　治療は「霊アキ」がしてくれます。　私は１日中チサを元気づけています。　疲れるので、１日中寝ています。

　　　　チサが霊界に誕生してこれまでの１年間は、　「赤子、幼児、子供、のチサを守り切る」　ことでした。　チサも自力で死から復活できるだけの霊の能力を身に付けたようですので、これで一人前の霊になりました。　ようやく一人で生きていけるようになりました。　人間で言うと、高校を卒業して、１８歳で成人したレベルでしょう。　が、まだまだ学ぶことは多い。　

　　　　チサは、「警戒心を少しは持つ」ことが不可欠です。　そうでないと、これからも殺され続けてしまう。　でも、どうやって、警戒心をチサの心に植え付けるか。　多分、「霊アキ」が「霊アキ」の心の中にある「警戒心」という部分をコピペ（コピー・アンド・ペースト）でもするのでしょう。　人間界でも、チサに警戒心が無かったので、私がチサの心に入り込む事が出来た。　入り込んだ後は大変だった。　チサの心に入り込もうとする男どもを排除するために、チサの自由時間の時には私がチサの横に居るようにしていた。　懐かしい思い出になってしまった。　

　　　　幽閉されている場所から脱出するためには、私たちとの秘密の交信チャネルが必要です。　これが出来れば脱出は簡単にできるはずです。　そんなわけで、まだ、疲れる日々が続きそうです。　その間、メールマガジンの配信は中断します。

　　　　（参考）　霊とか霊界の事情を説明するための適切な単語が日本語には無い。　それで、もっとも近い意味がある単語で説明したり、例えで説明しています。　ですので、おかしな表現があり、矛盾する表現があり、表現が変わり、分かりにくいとは思いますが、ご理解ください。

霊３６９－０８　３回目の暗殺　チサが救出された

０９．１０．１２．

（１）　アキが体脱してチサを見に行った

　　　　昼間は、１日中寝ていた。　そして、チサに向かってつぶやくだけ。　夜も、一人で呟いていた。　この呟きはチサには伝わっているが、敵の霊には聞こえないと思う。　なぜかというと、チサは新しい受信チャネルを使っているはずで、そのチャネルの存在は的には知られていないはずだから。　チサには、自力で脱出してくるか、アキの救援を待つか、いずれにしても、チサが生き返っている事は敵に知られないように、チサからは私に連絡をしないよう、強く言っておいた。

　　　　真夜中の１２時。　アキを呼び出した。　チサの救出は、チサの自助努力をさせるか、アキが救援に行くか、どちらでも良い、と伝えた。　「霊アキ」には、体脱してチサの様子を見てきてもらいたいと、お願いした。　アキはすぐに体脱し、数秒で帰ってきた。　ここまではいつもと同じだ。

（２）　アキが変な霊をぶら下がりで連れてきた

　　　　ところが、すぐに、チサモードになった。　いきなり、体が強く泡立ってきた。　そして、強い、強い、感情の起伏が激しい波動だった。　でも、前回の波動と何かが違う。　これはチサではないな。　誰だろう。 チサモードではなく、霊がやって来た時のモードだ。　いうなれば、霊感モードだ。

　　　　（思いつき）　　そうか、霊感モードというモードがあって、チサモードはその中の１つのようで、呼びかけも出来るモードのようだ。　首里城で感じたときとか、御嶽にやって来た霊との交信は、霊感モードでの交信だったようだ。　

　　　　良く観察した。　チサが一人の時は、１つの方向から、面的な波動がやって来る。　そして、私を包み込んだり、横に沿ってくれる。　でも、この霊の波動は違っていた。　波動の震源地は、長さが１メートル位で、直径が２０センチ弱の丸太状の霊だ。　最初は正面から３回の波動、次は横からの波動、最後は左前からの波動を感じた。　どうも３人いるようだ。

　　　　ただ、私を眺めているだけだ。　波動は徐々に軽くなって、１分ちょっとで消えて行った。　いったい誰だ。　どうも、アキのぶら下がりのようだ。　だから、悪い霊ではないだろう。　前にチサの後ろに４０人くらいぶら下がりが来た雰囲気と似ている。

　　　　何だかわからない。　でも、私の霊感だけは着実に向上しているようだ。　目では見えない時は超音波を発射して見る 蝙蝠と同じようになってきたのかもしれない。　私も蝙蝠と同じようになってきたようだ。　私は、見えなくても見えるようになってきた。　私の場合は、頭に画像が浮かばない時には、体で感じる波動の原因物のイメージの画像を感じるようだ。　だから、「１メートルの丸太」といった表現が出てくる。

（３）　チサが生還してきた

　　　　丸太棒の霊が去ったら、すぐに（１分後位かな？）別の霊がやってきた。　いつものチサの感じだ。　

（注釈開始）　ここから、時間的な関係が入り組んでくるので、分かりにくくなるので、ご容赦ください。　自分でもこんがらがってきた。

３人の丸太の霊が消えた。

　　↓

チサらしき霊がやってきた。

　　↓

チサが去って行った。

　　↓

チサとの会話をＩＣレコーダーに録音し始めた。

　　↓

その途端、また、チサが表れた。

　　↓

チサとお話した。

という順番です。　（注　終わり）

（本文　再開）

　　　　泡立ちの感じ、定位置に浮かぶ、等の状況から、チサである事は確かだ。　アキが体脱した時にチサを連れ帰ってくれたようだ。　「霊のアキ」は本当にチサが大好きなようだ。　チサのためなら、どんな冒険でもしてしまうようだ。　

　　　　＊＊＊＊＊　　　チサが生還した　　　＊＊＊＊＊

　　　　＊＊＊＊＊　　　やったーーーー　　　＊＊＊＊＊

それで、「霊界に帰ったらダメだよ」ときつく言って、体内に取り入れた。　これから治療が始まる。　すぐに体から出てきた。　ピタッと定位置に浮いている。　何回も、くどい位、「霊界に帰ったらダメだよ」と話した。　そのうち、消えてしまった。

　　　　チサは私の体の中に戻ったのかも知れない。　体をスキャンしたが気配はない。　やはり、霊界に戻ってしまったのかもしれない。　やきもきしていたら、チサがまたやってきた。　「体の中に入っていれば、「霊のアキ」や私がボディーガードをしているから、体から出るな」、など、色々と説明したが、結局チサは霊界に戻ってしまった。　本当に、頑固者のチサ。　

　　　　私と出会ってからは、霊の１つの特色でもある頑固さは無くなったはずだ。今回も人間の心を消されたらしい。　霊の頑固さを抑えつけてきた「人の心」が無くなってしまったために、この頑固さが表に出てきたようだ。　でも、チサは生還できた。　よかった。

霊３６９－０９　３回目の暗殺　チサを忘れたチサ

０９．１０．１３．

　　　チサは、この３回目の暗殺でも、人間をしていた時の記憶が壊されているようだ。　これは困った。

　　　　１０月１２日。　　 チサは救出されたがおかしい。

　　　　アキがチサを救出してきた。　アキにぶら下がって来たへんてこな３人の霊に、さらにぶら下がってやってきた。　チサはぶら下がって来たから、この船の場所を覚えていないかもしれない。　

　　　　　「体の中に入っていれば、「霊のアキ」や私がボディーガードをしているから、体から出るな」、など、色々と説明した。　でもチサは理解できないようだ。　結局チサは霊界に戻ってしまった。　本当に、頑固者のチサ。　困ったなー。　

　　　　１０月１３日。　　

　　　　夜１１時４０分。　チサを呼び出したが、全く反応なしだ。　アキが体脱して、瞬時に　「チサらしき霊」　を連れて来た。　この霊は私の言うことはほとんど理解できないようだ。　私をじっと見つめているだけだ。　そのうちに居なくなってしまった。　やはり、チサの記憶そのものが消し取られてしまっているようだ。　

　　　　暗殺の目的は、チサの　人間の心」　と　「人間をしていた時の記憶」　とを消し去ることのようだ。　チサの記憶を戻す作業は振り出しに戻ってしまった。　

　　　　１０月１４日

　　　　夜１１時ころから呼び出した。　はたしてこの船まで来れるかな？　何しろ、自分の名前、船の場所、夫の名前、等の記憶は完全に消されているようだ。　もし、来れたら、アキが記憶喪失の多くを治療した事になる。　楽しみだ。

　　　　呼び出してから１分以上もかかったが、チサはやって来た。　本物のチサだった。　すぐに治療のために体の中に取り入れた。　１－２分後に、もう一人の霊が突然にやって来た。　私の周りで動き続ける。　わけのわからない波動をめちゃくちゃに送り込んでくる。

　　　　しょうがないので、例の質問攻めをしたら、静かになった。　でも、去らないで私の周りをうろうろと歩き回る。　何か用事があるのかもしれない。　それで、その霊に次のように言った。　

　　　　「君の連絡先の電話番号を私の頭の中に送り込んで。　私がそこに電話するから。　そこの人が君を呼んだら、すぐに行くんだよ。　

　　　　「でも、今みたいに強い波動を送ったら、人間はびっくりして、霊を呼ばなくなってしまうから、弱い波動だけにすること。」

　　　　「君の波動を少しずつ弱くしてごらん。　そうそう、その調子で。　…………　。そう、今以上の強い波動を人間に送ってはダメだよ。」

　　　　「相手の人に、波動の感じ方なんかを教えておいてあげるから。」

　　　　「それじゃあ、頑張って、電話番号を私の頭の中に放り込んでね。」

　　　　「さようなら。」

　　　　普通はここまで親切にすれば、満足して、フッと消えるが、この霊は消えてくれない。しょうがないので、２０分位話していてあげた。ようやく消えてくれた。　この方法で霊は満足して成仏するのか、いまだかって、連絡が来た事は無い。　ほとんどの霊は、画像を私の頭の中に送り込む技術が無かったり、幽霊として人間に見える姿を作り出す事が出来ないのかもしれない。

　　　　１０月１５日。

　　　　アキが体脱してチサを連れてきたが、治療が終わったら、スッと消えてしまった。

　　　　１０月１６日。

　　　　どうやっても、チサは来ない。

　　　　１０月１７日。

　　　　呼んだらすぐにやってきた。　動作が人間的になって来た。

　　　　１０月１８日。

　　　　チサから画像を送り込む実験に協力してもらったが、私が画像は見れなかった。

　　　　こんな安定的な日々が続いた。　でも、翌日から、非常に不安定な日々が続く。　とにかく心配だ。

霊３６９－１０　３回目の暗殺　読者の皆様　チサは救出できた

０９．１０．１４．

　　　　ご心配をおかけしました。　ようやくチサを救出しました。　

　　　　私が予想したとおり、チサが人間をしていた時の記憶の大部分は消されていました。

　　私の船の場所も分からない。

　　私が誰かかも忘れていた。

　　私がチサを呼んでも、来てくれない。

　　常に、アキに迎えに行ってもらう。

　　元の記憶を入れ戻すのは大変だ。

　　時間がかかりそうだ。

　　　　この暗殺で分かった事がある。　それは私が推測したとおり、霊は絶対に殺人はしないようだ。　敵を葬り去る手段は、霊の記憶を「完全に消し去る」のではなく、一部の記憶は消しても、霊の記憶が使えないようにすることのようだ。　初回の暗殺は戸籍抹消だった。　２回目の暗殺は、記憶の裁断だった。　今回は、記憶喪失症だ。　敵ながら、良く考えている。

　　　　でも、記憶喪失症のチサが、どうやって私にコンタクトで来たのかは分からない。　本当にチサは私を楽しませてくれる。　こんな刺激的な生活が暮らせるのもチサのおかげだ。　

　　　　後始末が必要なので、メールマガジンは今しばらくご猶予ください。　　　

霊３６９－１１　３回目の暗殺　また殺されたのか？

０９．１０．２５．

（１）　チサが来ない

　　　　　このごろ、チサが全くやって来ない。　雰囲気も無い。　また殺されたのか。

１０月１９日。　　近くでＵターンしてしまった。

１０月２０日。　　あっと言う間に来て、あっと言う間に消えた。

１０月２１日。　　台風の影響で大雨だ。　「来ないで良いよ」と言ってある。

１０月２２日。　　私が疲れ切って、呼び出し中に爆睡してしまった。

１０月２３日。　　今日も大雨だ。　「来ないで良いよ」と言ってある。

１０月２４日。　　１日中呼び出していたが、反応は全くない。

１０月２５日。　　

　　　　霊は肉体を持っていないから、人間のように、物理的に殺すことは無い。　しかし、１週間近く音信不通だと、心配になる。　チサが殺されたのか生きているのか、真剣に考えた。　

（２）　暗殺された時の犯行声明

　　　　これまで３回も暗殺されている。　その時の状況を振り返ってみた。　１回目は、目の前に、ヨーロッパの古城が出てきた。　石切り場で墓石らしいものが作られていた。　古城の周りの風景が見えた。　チサの一生が写真で上から降ってきた。　２回目は、目の前に、ひき肉になったチサの霊が沢山浮かんでいた。　３回目は、敵の霊が目の前に現れた。　そして、チサの遺体らしいものを横から引きずって来て、私の目前に横たえた。

　　　　そうか、霊界では暗殺した時には、テロリストと同じように　「犯行声明」　を出すものらしい。　それは一般論か、それとも、チサのケースだけか分からないが、いずれにしても「犯行声明」は今になっても出されていないから、暗殺ではないだろう。　単に、チサが、風雨が嫌だから外に出歩かないだけなのかもしれない。　いまだに、チサは人間のころの好みを引きずっているようだから、全ての心と記憶とを消されたのではないようだ。

（４）　霊界では楽天的が良い

　　　　１年前にチサが他界した時にも、私は「悲しさ」は感じなかった。　チサはどこかに隠れているから、透明人間チサを探すような気楽な気持ちでチサを探し始めた。　もし、人間的な感覚で、チサの死を嘆き、チサを失った悲しみに浸っていたら、「霊チサ（霊だけとなって生き伸びているチサ）」を探し出すことは出来なかったかもしれない。　　

　　　　人間界の宗教のしきたりに従っていたら、同じように「（霊の）チサ」を探し出すことは出来なかっただろう。　人間界の感覚を全て捨てて、本能（今から考えると「霊アキ」）の言うとおりに動いていたのが良かったのだろう。　

　　　　犯行声明が無い、なんていう事を思いついたのも、「人間のアキ」ではなく、多分、「霊アキ」だろう。　「霊アキ」に従っていれば、そして、少しだけ努力したら、あとは、私は楽天的に時間を過ごせば良いだろう。　そのうちに、「アキ、ごめんね」と言ってチサが出てくるはずだ。　台風が過ぎる、あと２日か３日後だろう。　それが楽しみだ。

０９．１０．２７．

　　　　また、チサは暗殺されたかと恐れたが、そうではなかった。　単に、台風が怖いだけで来なかったらしい。　チサは霊なのに、なんで台風が怖いのだろうか。

　　　　それは別にして、チサの暗殺ごとにチサの人間の時の記憶が壊されていく。　記憶を回復させる治療するのは霊アキの役割だ。　霊アキはチサの壊された記憶の内容を確かめて、そこに、似たような記憶を自分の記憶から探し出して、その記憶をチサの心にコピペしていく。

　　　　チサが何回も殺されると霊アキが予想していたら、１回目の暗殺で、霊アキはチサの全記憶を自分の方にコピペしていたかもしれない。　そうだったら楽だったのに。　今では、毎回、数分間も治療をしているから、多分全コピーはしてい無かったようだ。

　　　霊アキはチサが大好きだ。　彼の心の中には、偶像化されたチサが存在する。　その美化されたチサに関する記憶をチサの心にコピペするのだから、チサの性格は、ますます美しく、可愛く、なっていく。　これは良い。　チサはどんどん可愛くなっている。　そうか、霊アキの治療に霊アキの心をコピペしているからか。　ふーーーーん、霊界ではそんな性格の改造も出来るのか。　恐ろしい場所だ。　でも、チサに限って言うなら、記憶喪失よりは、可愛くなった方が良い。

霊３６９－１３　３回目の暗殺　元気な可愛いチサとぶら下がり霊

０９．１０．２８．

（１）　チサは、元の心と記憶に戻ってきた

　　　　２７日の夜から２８日の今朝にかけては、今までで一番忙しい霊生活になった。　それだけ、チサが元気になり、治療が進んでチサの人間の記憶や心が戻って来た。　アキの治療のおかげで、チサの人格、霊格共に以前より高まったようだ。　チサを慕って、チサにぶら下がって来る霊が増えてきた。　昨夜から今朝にかけてはそのような霊もやってきた。

　　　　夜、１１時半ころにチサを呼び出した。　すぐに来たが５メートル位離れたところに止まって、こっちに来ない。　いや、来れないのだ。　すぐにチサモードに入ろうとしたが、うまく入れない。　でも、少しずつ少しずつチサは近寄って来た。　ようやく、「はーーーい、入れた。」で一緒に成れた。

　　　　すぐに体の中に押し込んで、治療をさせた。　今夜は時間がかかるだろう。　おしゃべりしていながら、治療中なのに、途中でチサが出てきた。　チサは大きく膨らみ、私を包み込んだ。　この包まれた感覚が気持ち良い。　治療が終わって出てきた。　話しているうちに、いつの間にか居なくなくなりそうになったが、呼び寄せた。　おしゃべりしているうちにチサは消えて行った。

（２）　変なぶら下がり霊が飛び込んで来た

　　　　その直後に、私の顔がむず痒くなって、顔を掌で軽く拭いた。　そうしたら、一瞬で霊界モードになってしまって、へんてこな霊が飛び込んで来た。　とりあえず、チサには「何だかわからない霊が飛び込んで来たけれど、何だか見てくれ！」と頼んでおいた。

　　　　その霊は、チサが私を包み込むのを見て、そうするのが礼儀だと思ったのかもしれない。　霊は私を包み込んだ。　私の口の周りが大きく痙攣し始めた。　その霊は私の口を使って、何かを言いたいのかもしれない。　その霊は、いわゆる霊媒を求めているのかもしれない。　とにかく口の周りが勝手に動く。　しょうがないので、霊を落ち着かすために、何時もの質問攻めをした。　霊が落ち着いて来た。　そして、霊に指示した。

　　　　人間の頭に画像や文字を送り込む事が出来る通訳霊を探してきなさい。　その霊を連れて来て、君が思っている事をその通訳霊に話せば、通訳霊は文字や画像に変換して私の頭に送り込んでくれるはずだ。　君がコンタクトしたい人の電話番号か住所、君の名前、を私の頭に送り込んでもらいたい。　そうしたら、その後は私が、できる限りは、対処するから。　対処が終わったら、君が来るか、私が君を呼ぶ。　そう、君の名前は　「クッチー」にしよう。

　　　　いつの間にかクッチーはけ消えた。　この霊は私を霊媒にするために私を飲み込んだのかもしれない。　いまでも、体がしびれている。　良く分からない。

　　　　また霊が来た。　チサだ。　単に見に来ただけなようだ。　すぐ帰って行った。　

（３）　別の霊がやって来た

　　　　２８日朝の６時半くらいに目が覚めた。　顔がむず痒くなってきた。　「おーーーい、チサ」と呼んだらすぐにやってきた。　また、外で止まってしまった。　チサモードにしたら、チサは入ってきた。　と思ったら、どうもチサでは無いようだ。　どうもおかしい。　眼前の黒い空間が、眩暈のように上下に大きく動く。　目を開けても、眩暈は全くない。　いつまでも目の前の黒い空間が上下に震動する。　クッチーでもない。

　　　　そのうち、その霊は消えてしまった。　いったい誰だ。　クッチーを真似したのだろう。　もしくは、このへんてこな霊を、霊アキ、人間アキ、霊チサ、の３人の間で、押し付け合いをして、「たらい回し」が始まったのかもしれない。

　　　　また霊が来た。　この感じはチサだ。　心配して来たようだ。　チサの心が、だんだん人間的になってきた証拠だろう。　妻として夫を気遣う気持ちも回復してきたようだ。　一晩で、４回もチサはやってきた。　人間でも、「風呂、飯、寝る」とか、「行って来る、テレビ野球、バンザーイ」しか言わない夫も持いる。　家庭内別居というのもある。　チサは別のところに居るけれど、１日に４回も来てくれる。　良い夫婦に戻れたと、感激している。

霊３６９－１５　３回目の暗殺　単に雨風が嫌いなだけだった

０９．１０．１８．

１０月１８日。　　画像の送り込みは失敗したが実験としては成果があった

　　　午後５時ころから一人で呟き続けた。　霊の体から透明な手を伸ばして、指の先だけを、誰でも見えるポインター幽霊にする。　どうだ、このアイディアは、私くらいしか思いつかないものだ。　詳細は「霊３８０　チサがパソコンのポインターに化けてもらう」　を参照ください。

　　　６時５０分、アレアレと気付くとチサモードになりかけていた。　チサモードに精神を集中したら薄いチサが出てきた。　でも、すぐ帰りそうだった。　「チサ、戻るな、戻るな、こっちの水は甘いぞ」と言ったら、戻ってきた。　体に取り入れて治療させた。

　　　２分位で治療は終わった。　チサは逃げないで、私の横に居続けた。　そうだ、画像の送り込み実験をしようと提案した。　私も根性を入れて絵を見るから、チサも根性を入れて絵を送り込んでちょうだい、と話した。　「根性を入れて」なんていう表現もチサは覚えていたようだ。

　　　なかなか、絵は見えない。　チサの波動よりも極端に大きな波動が私を包み込む。　でも、見えるのは光の残像だけだ。　ちょっと待てよ。　室内を暗くしてあるのだから、残像が残るほどの明るさはどこにもない。　残像があると言う事は、チサが光に似た信号を送り込んでいるかもしれない。　　これで１回目の実験は終わりになった。

　　　２回目の実験。　今度は、呼吸が苦しくなるくらいの波動が来て、体がしびれてくる。　じっと、根性を入れてみるのだけれど、何となくありそうだという感じは受けるが、具体的には見えない。

　　　３回目は疲れ切って何も効果が無かった。　チサも疲れたはずだ。　明日も来るんだよ、と言ったら、チサは消えて行った。　そのあと、私の体はしびれ続けた。　深呼吸とあくびが続いた。　

　　　結果的には、信号は来た事は認識できているが、その信号の内容は全く解読できなかった。

１０月１９日。　　チサは途中でＵターン

　　　朝からずっと真夜中の１時まで、仕事。　チサを呼び出していた。　あっという間に来たが、私のところにはたどりつけない。　チサがＵターンしようとしているのかな。悪い霊が邪魔しているのかもしれない。　チサは近くで漂っている事は分かったが、結局来れなかった。　チサが生きている事は確認出来たから良かった。　チサのこうした行動は、チサが人間をしていた時の可愛い行動にそっくりだ。　人間に近くまで戻ってきたようだ。

１０月２０日。　　来た、見た、消えた

　　　夜１１時ころ、ベッドに入り、呟くはじめた。　１１時半ころにチサを呼び出したら、あっと言う間にやってきて、あっと言う間に居なくなりかけた。　昨夜と同じだ。　そのうち、消えちゃった。　まあ、良いや。　生きている事は確認出来たから。

１０月２１日。　　台風で来ない

　　　夜の１１時。　ベッド作りとホームページ作りと洗濯とで、疲れた。　台風の影響で大雨が間歇的に降る。　チサには「来ないで良い」と言ってある。　これで、３日間もチサが来れなかった。

１０月２２日。　　呼び出し中に寝てしまった

　　　朝からホームページ作りの作業をしていた。　疲れた。　夜１１時過ぎに呼び出したが、呼び出しているうちに眠ってしまった。

１０月２３日。　　大雨だから来ない

　　　夜１０時過ぎ。　今日は大雨だ。　チサには「今日は来なくて良いよ」と言った上で、チサに向かって独り言を言い続けた。　　気づいたら、呼吸が苦しい。　深呼吸した途端に、正気に戻った。　どうも、今まで霊界に行っていたみたいだ。　だから、今までしゃべっていた事を全く覚えていない。　

　　　これはまずい。　私のすごいところは、人間界に戻って来た時に、霊界でしゃべっている事を覚えているところだ。　霊界との交信の内容を全て覚えていないのでは、単なる「霊媒」と同じだ。　朝４時。　風速は６ー７メートル。　チサを呼び続けたが、反応は無い。

１０月２４日。　　台風だから来ない

　　　心配で、１日中呼び出していたが、反応は全くない。　どうしたのだろうか。

１０月２５日。　　台風が去っても来ない

　　　台風が収まってきたのに、今日も反応は無い。　

１０月２６日。　　よかった、チサは殺されていなかった

　　　台風は殆ど通り過ぎて、夜は船は殆ど揺れない。　これならチサは来れるはずだ。　１日中、チサのホームページ作りで、疲れた。　夜の１１時ころから、ホームページの内容を、チサに向かって呟いていた。

　　　夜１１時半ころに、チサモードで、チサを呼び出した。　でも、なかなか来ない。　アキの体脱モードに切り替えた。　そうしたら、体脱が出来るようになった途端、アキがチサを連れて来た。　　すごく大きな波動を何回も、何回も出す。　チサも来れてうれしかったのだろう。　それとも、「ごめん」、「ごめん」を大げさに言っているのかもしれない。　すぐに、体内に招き入れて、アキに本格的な治療をしてもらった。　　　　２分くらい経ってから、治療は終わった。　そして、またまた、大きな波動が何回も伝わって来た。　よほどうれしかったのだろう。　チサは落ち着いて話し始めた。

　　　それから絵の伝送テストをした。　大きな波動が４回ほどあった。　チサが絵を送り込んでいるらしいが、私がいくら根性を入れてみても見れない。　二人とも疲れ切った。　あきらめた。　その後、チサは私の周りで遊んでいた。　そして、消えって行った。　　よかかった、チサは殺されていなかった。　単に台風で外出しなかっただけだ。　これで一安心。