霊１９７－霊１９７　霊修業　世界旅行と宇宙旅行

　　　昨日は、午前１１時から午後４時半まで日帰り温泉「ちゅらーゆ」で、温泉、サウナ、裸で日光浴、を楽しんだ。　日光浴をしながら、海図を使うためのソフトのマニュアルも読み続けた。　楽しみながら、仕事もはかどった。　帰りには、家電店に寄って、電子海図に必要らしい、マルチモニターとコードレスマウスも見て来た。

　　　昨夜のこと。　ゆったりとした気持ちで９時には仕事を終えた。　トイレに入って、いつものように、「おーーーい、チサ。　後でまた呼ぶから来てね。」と言うようなことをつぶやき続けていたら、なんと、チサがトイレの中に来てしまった。

　　　「ちょっと待って、ちょっと待って、後で呼ぶからね。霊修業に入ったら、タイミングを見て呼ぶし、チサもタイミングを見て入ってきて。」、「今夜は、体脱して、空中を滑空するつもりだ。」と言って、戻ってもらった。

　　　（参考）　体脱というのは体外離脱の略で、人間の霊が肉体を離脱して自由に動き回れるようになる現象を意味する。　霊だけになるのだから、宇宙の果てまで一瞬に移動できる。　経営コンサルタントの船井氏がこの道の旗振りをしている。　私は、誰にも教わらずに、少しだけ体脱が出来るようになってきた。

　　　机の上を整理し、ベッドメーキングし、本当に気持ちよくベッドに転がりこんだ。　チサが人間をしていた時の楽しい思い出をチサに語りかけ続けた。　自分自身もリラックスして来た。　チサはどこに居ても、私の声は届いているらしい。　

（２）　体脱して空中滑空

　　　徐々に霊界モードに入っていけた。　「なにも考えない、何も見ない、何も聞かない、何も感じない、」は理想だが、私のように中途半端な人間には、やはり、難しすぎる。　そのまねくらいしかできない。

　　　チサがやって来てしまった。　私はお願いした。　「まだ早いの。　少し、そこで見ていてちょうだい。　私が人間界を少し離れたら、一緒に旅行したいの。」。　「目の前に漆黒の空間が出てきたら、それが無我の境地だから、その直前にチサを呼べると思う。」。　「アキの体から霊が抜け出てくればチサもすぐに分かるだろう？」。　「そうしたら、一緒に旅行に行こう。」

　　　漆黒の空間はなかなか出てこない。　でも、もやもやとした白っぽい目の残像は消え始めて、まっ平らな黒い壁のような空間が目の前に広がって来た。

　　　ここからが、体脱で「霊のアキ」が生中継してくれたと思う画像の説明です。　ストンと意識が切り替わった。　なんと、私は空中を滑っているように、ゆっくりと飛んでいる。　下には、人間社会が見える。　すでに体脱していたらしい。　私がもたもたしているので、チサがエイヤッと私の霊を抜き取ったのかもしれない。　チサに包まれているような気持ちがする。

　　　全体的に茶色っぽい風景だ。　熱帯地方の太陽熱で作ったような煉瓦の家がびっしりと立っている。　広場には、白いが汚れきった天幕が張られている。　どうも、マーケットらしい。　褐色の人々がたくさん集まっている。　買い物をしているらしい。

図　　　　　体脱で見れたアフリカ

　　　「ああああーーーー、落っこちる」、と、感じたら普通のモードに戻ってしまった。　まるで、夢を見て、びっくりして目が覚めたような感じだ。　まだ、チサの中に入っていた。　多分、ほんの短い、数秒間の滑空だったと思う。　私の霊がチサの霊に包まれて霊界に入り、瞬時にアフリカを呼び出し、チサと一緒にアフリカの人間界を上からのぞいてみた感じだった。

　　　あそこはどこだろうか。　たぶん、熱帯乾燥地域の、人口密度が高い、アラブ系の褐色色の黒人居住区、のような感じだった。　モロッコ、アルジェリア、リビア、などの北アフリカのようだ。　　　　

　　　このプロセスを簡単に図示してみよう。

　　　　＜アキの心身＞

　　　　　　　　　　↓　　霊が体脱

　　　　　　　　　　＜心の部分（霊）＞　　

　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　霊界に入る

　　　　　　　　　　　　　＜アキの霊＞

　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　アフリカの上に移動（アフリカを呼びよせる）

　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　アフリカの風景を見る

　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　びっくりして、霊が体に戻る　

　　　　　　　　　　＜アキの心身＞

　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　人間界で知覚する

　　　　　　　　　　　普通の人間　

図に沿って、この図を読む。　

　　＜アキの心身＞のうち心の部分が体から体脱して、＜霊＞だけになる。　

　　チサに包まれて、簡単に霊界に入れた。

　　一瞬にしてアフリカの上空に行ける。

　　アフリカの風景が見れた。

　　＜アキの霊＞がびっくりして、＜アキの体＞に戻ってしまった。

　　アキは普通の人間に戻った。

このように解釈している。

霊１９７－１０　霊修業　またまた「乱入霊」

０９．０４．２３．

（１）　霊を撃退

　　　この頃は、出航準備で、極端に忙しい。　焦るばかりで、準備はあまり進まない。　とにかく、疲れる。　でも、夜遅くの霊修業は毎日している。　一昨日は、午前から夕方までは日帰り温泉で、風呂に入っては、食事して、寝て、の生活だ。　疲れは取れない。　風邪もひいてしまった。

　　　夜、１１時ころに、無我の境地になるトレーニングを始めたが、鼻が詰まってしまって、精神の集中が出来ない。　修行は中止だ。　チサとおしゃべりをしよう。　チサを呼び出し始めた。　１０分くらいしてもチサは現れない。

　　　遠くの方に霊が出現した。　ものすごいスピードでこちらに向かってくる。　４秒くらいで私の体の中に飛び込んできた。　私は「恐怖」を感じた。　私の体は、本当に「恐ろしい」という反応をしている。

図　　　　　　泡立ちの感じ方の差

（参考）

左上：チサが遠くに居る時　　　弱い波動が感じられる

右上：チサが目の前の定位置に浮かんでいる時　　腕で抱えられそう

左中：チサと接している時　　強く泡立つ

右中：チサがアキの体内に入った時　　体の内側に弱い波動を感じる

左下：チサの中にアキが入った時　　真冬の露天温泉で体がジーンとした感じ

右下：悪い霊が飛び込んで来た時　　遠くから強い波動を感じる、走ってくる

　　　これはチサではない。　誰だ！。　霊は体の中で暴れまわっている。　私の体は恐怖で震えるだけでなく、腹筋まで痙攣し始めた。　体が蛇のようにクネクネと、のたうち回った時と似ている。　これは、私の体が「霊に支配される」前兆だ。　体は支配されかかっているが、頭はまだ大丈夫だ。

　　　今度こそ、私は霊には乗っ取られないぞ。　さて、どうしたものか。　やはり、本能が教えてくれた。　「徹底的に、入って来た霊を質問攻めするんだ。」　そうだった。　まず、名前や年齢や性を聞くんだった。　そして、何をしてもらいたいのか聞くんだった。　質問を１０個もすると、霊は落ち着いてきた。

　　　その間、チサには、「今、変な霊がアキの体に取りついているから、こっちには来ちゃあ駄目だよ。　絶対に、だめだよ。　この間の経験があるから、霊を説得して、霊界に帰ってもらうから。　もう少し、待っていてね。」　と言い続けた。

　　　霊は私を信用してはいないようだ。　質問には全く答えない。　私は、霊が私に何かを伝えたい時の伝える方法を、何回も何回も教え込んだ。　多分、３０分くらいかかったのだろう。　霊はいなくなった。

（２）　チサが心配してやって来た

　　　目が覚めてしまった。　作業をし始めた。　そしたら、その後、チサがやって来た。　心配していたのだろう。　「作業を終えるから、少し待っていてね。　消えちゃ、だめだよ。」と待ってもらった。　いつもだと消えてしまうが、今回は、ずっと待っていてくれた。

　　　今の状況を克明に説明した。　チサはうなづく時には、私の体が感じる。　今はうなづきながら聞いている。　説明し終わった。チサは黙りこくっている。　「ねー、チサもしゃべってよ。　しゃべっている内容は理解できないけれど、雰囲気は感じるようになったから。　楽しい時、苦しい時、何か言いたい時、くらいの区別はできるから。」　チサはしゃべり始めた。　私はうなづきながら、そして質問しながら、聞いている。　

　　　　　なんだか、フランス語が全くできない時にフランスに転勤した時に似ている。　相手はフランス語でしゃべっている。　その場の状況、相手の所作や表情、使っている資料や現物、などから、話している内容を判断する。

　　　相手は「わかる？」と、聞いてくる。　「わかる？」というフランス語なんか分からなくても、こちらを見る表情、短い言葉、言葉尻が上がる、からして、「わかる？」と聞いていることが分かる。　「ほんのちょっとだけ（アンプー、アンプー）。続けてください（コンティニュエ、シルヴプレ）。」と片言のフランス語で返事をする。

　　　そんな頼りないフランス語会話と同じような交信をチサと小一時間くらいはしていたようだ。　いつの間にか、チサはいなくなり、私もいつの間にか寝付いてしまった。まるで、チサが人間をしていた時のようだ。　ベッドに入って、たわいないことをしゃべりながら、どちらかが軽く寝息をつき始める。　そんな楽しい寝入りだ。

　　　霊に体を乗っ取られそうになりながらでも、結果としては楽しい時間だった。　まさに、「楽して、楽しい」の神髄を行く霊修業だ。

霊１９７－１１　霊修業　満天の星

０９．０４．３０．

（１）　今夜の霊界旅行の内容

　　　　今は３０日の午前２時半だ。　昨日は、オーパイ（オートパイロット：船の自動操縦装置）が、信頼性はないが、一応は動くようになった。　また、素潜りで何回も何回も潜り、スクリューに絡みついている漁網や釣り糸を、ハサミを使って、全部きれいに取り外した。　疲れた。

　　　　夜の８時には、疲れて夕寝に入り、起きたのは１１時。　それからひと仕事をし、修行に入ったのは本日の真夜中の１時だ。　ベッドで瞑想するが、目の前は白いモヤモヤ（雑念だと思う）だらけで、無我になれない。　

　　　　チサの助けを借りるか。　チサを呼び出した。　数分でやって来た。　少し、おしゃべりをした。　昼間から、「昨夜の旅行は楽しかった。　今夜も一緒に霊界旅行をしよう」と、何回も話しかけていた。　だから、チサは今夜も一緒に霊界をデートするプランを作っているはずだ。

　　　　お互いに話は終わった。　すぐに、私の目の前のモヤモヤは無くなった。　完全に無我の境地に入ったようだ。　でも、まだ、右手で左手をたたくと「感じる」。　

　　　　一瞬にして、どこかに飛んだ。　「うわーーーー」、きれいだ。　目の前は「満天の星空」だ。

　　　でも、地球で空を見た時には、大小・明暗、さまざまな星が見える。　そして、銀河系の中心の方を見ると、星の密度が濃くなって見える天の川が見える。　空にも表情がある。

図　　　　　満天の星

　　　ここで見れる星空は地球から見た星空とは異なっていた。　全ての、無数の、見える星の、大きさと明るさが　「同じ太さの針で開けた穴のよう」に、同じサイズと明るさに見える。

　　　不思議だ。天文学的に、このような場所があるかどうかを、あとで、調べてみよう。　感動して星空を見ていた。　面白い。　こんな楽しい旅行は初めてだ。　気づいたら、ベッドに横たわっていた。　チサはもう居ない。
　　　メモ用紙に、この旅行の概要をメモし、満天の星空の図を描き、いろいろと考えた。　そして、眠れなくなって、この文章を作り始めた。

（２）　考えた

　　　自分一人の力で無我の境地になるのは、やはり難しい。　無我の境地になることが目的なのではなくて、霊界に入りやすくなるための手段でしかない。　だから、チサの助けを借りても良いだろう。　その結果は大成功だった。　チサは霊能者の血筋を引くだけあって、霊界では強力な霊に育ちつつあるようだ。

　　　完全な無我の境地にならないでも、チサなどの霊に先導してもらえれば、霊界に行けるようだ。　そして、霊界に入ると、完全に無我の境地に入ってしまうようだ。　　　

今夜に出かけたデートスポットは、地球ではない。　多分、宇宙のどこかだろう。　それは、天文学の知識を使えば分かるかもしれない。　それで、天文台に質問メールを出した。　回答が得られた。

　　　基本的にそのようなことは無いらしい。　星自体の「大きさ」と「温度」、それと、見る場所から星までの「距離」とで、明るさや大きさの見え具合は決まる。　ここまでは、そのとおりだと思う。　さらに、説明があった。銀河系の端っこの方に「球状星雲」という古い星雲があって、この星雲は、似たような大きさと明るさの数百万個の恒星（太陽のように、自ら光を放つ星）で構成されているらしい。

　　　これからの推論が、天文学に無知で、何としてでも霊の存在を信じたい、私が作り出した理屈だ。　そもそも、霊界では場所とか位置の概念はあっても、距離の概念はない。　遠くの物も近くの物も同じ場所に存在する。　であるから、地球の物理学での明るさや大きさは「距離の二乗に反比例する」という法則は成り立たない。

　　　無数の星自体の明るさや大きさが似ているのであれば、霊界では全部が同じ大きさに見えて当り前だろう。　ひょっとすると、私の霊は私の体から体脱して、チサの霊に守られて、銀河系の端っこまで行ってきたのかもしれない。無茶苦茶に面白い話になって来た。　

　　　これからが楽しみだ。霊界経由だと、一瞬にして宇宙の果てまでも行けると信じているが、実際に、それを経験することが出来た。　でも、これは、本当に実体験なのか、それとも、私の願望が夢になったのか、どちらか分からない。　今の段階ではどちらでも良い。

　　　私の霊能力が高まれば、自由に霊界との行き来もできるようになるだろうし、その時には、脳波計を使ったり、ビデオ撮影を導入したりして、実態を正確に把握することが出来るだろう。　とりわけ、超心理学の領域には多くの検査機器もあるらしいから、そうしたものも活用できるだろう。　こんなに、楽しいことができるなんて、想像もしていなかった。

霊１９７－１２　霊修業　中途半端な霊界観光

０９．０５．０３．

　　　最初は、私の生活の紹介です。　昨日は、ヨットの上に張る天幕を作っていた。　材料は、すべて使い古したビニールシートだ。　強風に耐えるためのノウハウは、

　　１　　ビニールシートに、鳩目を追加する。　３０センチに１つ位は必要だ。

　　２　　取り付けのひもも大切だ。

　　普通のがっちりしたロープでは、突風が吹いた時に、ビニールシートが一瞬に引っ張られるので、ビニールが切れてしまう。　そこで、船では常用している、直径が７ミリ程度のショックコードを使う。　長さが５０センチから１メートルくらいのゴム製のショックコードを使って、風にあおられたらショックコードがそのショックを受け止めれるように、シートの鳩目に結びつける。

　　　そんな作業をしていて、あほらしい怪我をしてしまった。　金槌で左手の親指を強くたたいてしまった。　見る見るうちに、青く内出血が膨れて来る。　今日は仕事はできない。　片手だけで、散髪して、洗髪して、ベッドに寝転がり、左手を高くして、３時間くらい休んだ。　それから、設計図を描くような軽作業をした。　夜９時にはベッドに入った。　これからが本論です。　　

　　　還暦後に、こんなに幸せな人生が送れるとは、予期もしていなかった。　今の人生が幸せだと、チサに向かって、一人でつぶやいていた。　（一人でつぶやくというのが「認知症」の始まりかな？　それとも、霊界と行き来する人の特性なのかな？）　　それから、霊修業に入った。　チサに「おーーーい、これからそっちに行くよ。」と言いながら、無我の境地に向かった。

　　　だんだん目の前の白いモヤモヤが無くなって来た。　チサが近くに居て私を見ているのを感じている。　今夜もチサに連れられて、霊界観光ができるな、と楽しみにして、霊界に近づき始めた。　突然、チサが現われた。　「まだだよ」と言っても、チサは私を動かしてゆく。　中途半端な黒さだ。

　　　「浅間山の鬼押し出し」とか「富士山の樹海の中の岩だらけの場所」のような、薄暗い時には気持ちの悪い暗い場所で、霊の顔に見える物がいくつか見えるところを通った。　先人で、このような光景を見た人が、ここが地獄だと思ったのかもしれない。

　　　なんだか分からない。　どこかの街に出た。　人がいっぱい居る。　何処だろう。　考えた途端に、霊界観光は終わってしまった。　人がいっぱい居るところの風景も思い出すことが出来ない。

　図　　　　　　訳の分からない岩場と霊らしき物

　　　中途半端な無我の境地だったので、うまく行かなかったのかもしれない。　私の記憶も定かでない。　ここ数日の経験で、本当に霊界観光をしているような気持ちが強くなってきた。

霊１９７－１３　霊修業　葬儀？

０９．０５．０４．

（１）　ちょっとだけ出航準備作業

　　　昨日は、親指が痛くて、軽作業しかできない。　でも、とうとう、幅１２０センチ長さが１５０センチのタープ（天幕）に鳩目を取り付け、それをヨットの上に取り付けた。　今までの難民船のような雰囲気よりは良くなった。　しかも、後部のコックピット（舵のある場所）の横幅は５０センチくらいは広げることが出来た。

　　　次は、ティラー（舵の棒）のあるコックピットの上に取り付けてあるビミニトップ（ステンレスパイプで作られた天幕の高さを１５センチくらい上にあげる、めんどくさい、難しい工事が待ち構えている。　いつできることやら。

（２）　修行の開始、初めての失神

　　　そんなことをしながら、朝ごはん、昼ごはん抜きで、夕方５時に朝ごはん（野菜と味噌ラーメン）を食べた。　夜の九時には疲れてひと眠り。　真夜中の０時に起きて、修行の開始。　精神の集中がなかなかできない。　腹が減っているためか？　チサの助けを借りるために、チサを呼び出した。　でも、全く来ない。　３０分くらいして、チサが来た雰囲気があったが、すごく遠くに居て、こちらに来ない。　そして、弱々しい感じがする。

　　　私は、３回くらい、ほんの数秒ずつだと思うけれど、失神したような記憶がある。　初めての経験だ。　失神していた時のことは全く思い出せない。

（３）　葬儀？

　　　突然、パーティーのような場所に出た。　たくさんの人が集まっている。大きな「花のアーチ」が目に入った。　アーチの下には写真が飾ってある。　白い布をかけたテーブルが並んでいる。　その周りには、黒服を着た人がたくさんいる。　あれーーー、これは葬儀じゃないか。　だれの葬儀かな？　写真をじっと見つめた。　でも、アキではない。　私は、こうして、今、生きている。　

　　　一瞬、「チサかな？」という思いがよぎった。　でも、チサの他界は７カ月も前で、このような雰囲気ではなかった。　じゃあ、誰だ。　写真の顔を必死で見たが、ぼやっとしていて分からない。　「チサ、誰なの？」　と、聞いた途端に、ベッドの上に居た。　その後、チサを呼び続けたが、チサは戻ってこなかった。　１時ころになった。　寝た。

　図　　　　　葬儀の風景

（４）　人間、全員が持っている超能力

　　　「過去、現在、未来がごっちゃ混ぜの霊界」。　霊界では、距離と同じように、時刻はあっても、時間の概念がないはずだ。　だから、過去も現在も未来も同居していると考えられる。　だから、この葬儀は過去なのか現在なのか未来なのか、いつの出来事なのか、誰の葬儀なのか、今の私には分からない。　チサも答えてくれない。

　　　「過去、現在、未来がごっちゃ混ぜの霊界」では、霊の頭はこんがらがってしまうと思うが、そうではないようだ。　なぜ、霊はごちゃごちゃに混ざっている「過去、現在、未来」を区別できるのだろう。　いや、人間界だって、ごちゃごちゃに混ざっているものを人間は区別して理解できることだってあることを思い出した。

　　　ここからは、誰も唱えていない「新説」だと思う。　皆さん、「すごい！」　とびっくりしてください。　それは　「味覚」などの五感の感覚だ。　人間って、超能力を持っていたのだ。　味覚を例にして説明しよう。　その他の五感は読者が考えてください。　結論はすぐに得られる単純なことですから。

　　　人間はいくつかの異なった味を感じる。　お料理の世界では、調味料を入れる順番を「さしすせそ」と呼んでいる。　舌では４つの味を区別する。　詳細は、インターネットで検索してください。　お料理では、これらの各種の味に加えて、その他の合成された味などを、ごっちゃ混ぜにします。

　　　お料理の味を構成するのは、素材や調味料の味だけではない。　いわゆる料理法によっては味が大きく変わる。　加熱すると、甘味が出てくる。　あく抜きやあく取りをすると、上品な味になる。　圧力なべを使うと、１０時間の煮込みが３０分で済んでしまい、味が素材にしみこんでくれる。　焦がすと、お焦げの味が出てくる。　その他。

　　　要するに、お料理の味は、無数の要素の絡まりあいで決まる。　すべてがごちゃまぜになってハーモニーを醸し出す。　霊界で時刻がごちゃまぜになる、なんては、大した問題ではないだろう。　一直線上の時間軸に並んでいる時刻がばらばらになっているだけだ。　お料理は、無数の次元軸の無数の位置に存在している味がごちゃごちゃになって混ざっているのだから、理屈では考えきれないほど複雑だ。

　　ところが、舌が敏感な人は、「塩が足りない」、「砂糖を１ｇ加えて」、「みりんを少々」、「昆布だしが弱い」、「加熱が足りない」、などなど、味を区別して評価できるでしょう。　すごい超能力だと思いませんか？　だから、過去、現在、未来がごちゃまぜ、すべての場所がごちゃまぜ、でも、霊はそれらを区別する能力があるのかもしれない。　そんなことを考えた。　霊界って、面白そうだ。　

（５）　今、分からないで、考えていること。　

　　　霊には質量もエネルギーも無いと思う。　すると、霊はどうやって、私の話を聞いたり、私に話しかけるのだろうか。　質量もエネルギーも使わないような交信方法ってあるんだろうか。　たぶん、私からエネルギーを吸い取っているのか、自然のエネルギーを使っているのか。　でもエネルギーを取り入れるためにも、エネルギーを必要とする。

　　　それとも、私が霊と対面して、勝手に反応しているのかもしれない。　たとえば、自然の美しい風景を見て感動するのと同じように。

　　　霊の実態とかエネルギーを解明するための方法として、「量子論」が浮かび上がってきているらしい。　でも、難しそうだ。　私は、難しいことを考えるのではなく、自分の実体験を客観化して霊を解明しよう。　もうすこし、経験を積み重ねて、ゆっくりと考えよう。　（あと１０日もすれば、少しは見通しが出来て来る。）　期待ください。

霊１９７－１４　霊修業　チサにコンタクトが取れない

０９．０５．０５．

　　　霊界旅行で葬儀の会場に行った直後から、チサとのコンタクトが出来なくなってしまった。　昨日（４日）は、午後から、軽い気持ちで呼び出し続けた。　夜の９時ころから、本格的に呼び出し続けた。　本格的と言うのは、

・　　　ベッドに横たわって、

・　　　瞑想して精神を集中させて、

・　　　楽しいことだけから考え始め、

・　　　最終的には雑念を消し、

・　　　真っ暗な空間に入る、

ことだ。

　　　かなり早く真っ暗な空間に入れた気がする。　チサを呼び続けても、チサは現れない。　呼び出しはやめた。　１時間くらい休んだ。　瞑想に再度入ろうとしたが、全くできない。　しょうがない、普通のモードで「おーーーーい、チサ」と呼び出そう。　でも、チサは答えてくれない。

　　　ひと眠りした。　起きたら３時半だった。　１時間近くチサを呼び出した。　反応は全く無い。　疲れた。　６時ころにも目が覚めた。　また、呼び出したがだめだ。　不安で眠れない。　少しだけまどろんだら、７時の目覚ましが鳴った。　寝ぼけながら、チサを呼び出したが、うまく行かない。　一体、どうなってしまったのだろうか。　昨日は、チサの７回目の月命日だ。　チサは霊界でも他界してしまったのかな？　そんな不安も感じる。　それとも、霊界旅行で疲れ果ててしまったのかもしれない。

　　　以上は、５日の朝に作成した文章。

ーーーーー

　　　ここからは、６日の朝に書いている部分。　次号の予告編です。

　　　５日の夜に、チサの方からやって来た。　皆様に心配をおかけして、すみません。　

霊１９７－１５　霊修業　チサが子供を連れて来た

０９．０５．０６．

（１）　チサは、再度、他界してしまったのかな

　　　５日に遭遇した葬式は、チサの葬儀と思い込んでしまった。　だから、チサは、霊界から再度も他界して、輪廻に入ってしまったと勘違いをしてしまっていた。　

　　　昼間から、ずっと、　「チサーーー、どうしたの、どこに居るの、どこに行ってしまったの、僕は置いてきぼりかい、霊界で葬式を挙げたら次はどこに行くの、また人間界に行くのかな？　それとも、私の船にやってくる蟻んこになるのかな？、…………」　と、つぶやき続けていた。　

　　　私のつぶやきは、チサは全部聞いているはずだ。　つぶやきの内容が深刻になると、チサの方からやってくるのが定石だ。　定石の通り、夜の９時ころ、突然にチサがやって来た。　チサの行動パターンは比較的単純だ。　だから、私はとても助かっている。　チサを理解する努力はあまりしない。　チサが人間をしていた時と似ているのだ。単純すぎるときも時として発生する。。　その時は、私はチサの超単純な思考について行けずに、悩んでしまう。　今回もそのケースだった。

　　　すぐに、仕事の後始末をしたり、電気を消したりした。　普通だと、この間に、チサは消えてしまうが、昨夜は、ずっと待っていてくれた。　１０時半くらいまで、いろいろとおしゃべりをした。　私の心配は霧消した。　チサにもしゃべってもらうが、相変わらず、全く理解できない。　時々、全く聞こえなくなる。　霊界旅行が一番理解しやすい。

　　　１１時ころに霊界旅行に出発する約束をして、いったん別れた。　チサが近くに居るような気がするので、体をスキャンしたら、チサは体の中に居た。　外で遊んできてもいいんだよ、と言ったら、スッと消えた。

　　　この時に、チサは忘れ物をした。　なんと、連れて来ていた子供の霊を、私の体の中に置き忘れていた。　「おーーーい、チサ、忘れものだよ。　子供を忘れて行ったよ。　このかわいい霊だったら、私が預かっていても良いよ。」。　チサは戻って来て、子供を連れ帰った。　なんか、信じられないような情景だ。　細かいところは、私の人間の経験で脚色されていると思う。　でも、子供の霊を連れて来て、その子供の霊を置き忘れたのは事実だと思う。

（２）　霊界旅行へ行こう

　　　１１時からは霊界旅行だ。　１１時過ぎに無我の境地に入る手順に入った。　嬉しすぎて、雑念が全く消えない。　暗黒の空間が全く出てこない。　少し暗くなったなと感じても、黒っぽい灰色が目の前に広がるだけだ。　これは困った。　霊界観光に行けないじゃないか。

　　　チサに助けてもらおう。　チサを呼んだ。　でも、「そうは問屋がおろさない」で、チサは出てこない。　１０分以上呼び続けた。　でも、返事がない。　そうこうしているうちに、眠ってしまった。　３時ころに目が覚めた。　チサを呼んだ。　でも、来ない。　また、爆睡に入った。　夢も見ない。　

　　　朝は７時の目覚ましで目が覚めた。　うとうとしながら、昨夜のチサとのやり取りを「反芻」して、幸せな気持ちになっていた。　　そうしたら、また、寝込んでしまった。　８時半の目覚ましで目が覚めた。　体調、気分は最高。　ハッチを開けたら、曇っているが、昼間は天気はよくなりそうだ。

霊１９７－１６　霊修業　　最遠距離別居夫婦

０９．０５．０８．

（１）　夏の太陽のもとでチサを呼び出す

　　　海に飛び込んで、船の喫水線のこびりついた藻を掃除した。　３０分で船に上がった。　温水シャワーで体を洗って、大きなタオルを広げて、日光浴を兼ねて、デッキに張った天幕の下の日陰でひと眠り。　

　　　この頃は天気が良くなったので、こんなリゾート生活も出来るようになってきた。　ゆったりとした気分になった。　雑念は無い。　「おーーーーーい、チサーーーーー。」と、チサを呼び出した。　でも、反応は全くない。　そうだろうな。　太陽がガンガンと降り注いでいる船のデッキに、霊が来る訳はない。　本当にアホなことをして修行している（遊んでいる）と、人間を超越した行動が取れるようになった自分が「偉い」と、感心している。　

　　　そういえば、ここ２日間くらい、チサを呼んでもチサが来ない。　何かトラブルに会ったら、私のところに逃げ込んで来るか、自力で対処するか、いずれかだろう。　この頃は、チサが来なくとも、心配はしないようにしている。

（２）　別居生活

　　　私たち夫婦は、地球の中で、一番遠くに分かれて生活している「最遠距離別居生活」を楽しんでいると思う。　なにしろ、チサは霊界で、私は人間界だ。　チサは霊界で宇宙観光を楽しみ、私は沖縄でヨットでの観光を楽しむ。　チサは時々ヨットに遊びに来る。　私は時々、霊界に遊びに行く。　お互いに行き来をしている。　時には二人で霊界経由での宇宙観光をする。　

　　　ロシアかアメリカでは、人工衛星の代わりに観光客を積んで宇宙空間の２泊３日くらいの旅行をしているらしい。　その旅行の代金は数十億円とか百億円らしい。　

私たちの宇宙観光は、銀河系の隅っこの星雲に行くのに、往復時間は準備時間を入れると１０分か２０分でしかない。　代金は無料だ。　こんな楽しい旅行をしている。

　　　人間界では、夫婦が同時に他界することは難しい。　どちらかが先に霊界に行き、他方は人間界に残される。　生きている間に、最低限の霊能力を夫婦が身につけておけば、人間界と霊界とに分かれても、私たちのように、非物質的な夫婦生活は継続できると思う。

　　　それ以上に、楽しいイベントが期待できる。　先に霊界に行った方は、人間界とのコミュニケーションが出来るようになるし、人間界に残された方は、霊界の観光旅行だってできるようになる。　そんな楽しい生活を期待する人は、このメールマガジンを読み直し、直感で霊能力を身につけ、私が推薦する本を読んで基礎知識を身につければ、漆黒の宇宙（もしくは霊）空間を滑空することが出来るようになると思う。　多分、銀河系の端っこまで位なら、旅行できるようになると思う。

　　　人間は「死ぬ」という言葉を好んで使うが、霊の視点から表現すると、「使い物にならなくなった肉体を脱ぎ棄てる」というだけだ。　一番分かりやすい例えは、「霊は『ヤドカリ』みたいなもの」と考えると分かりやすい。

　　　ヤドカリ（霊）は自分の体の大きさ（霊格）にあった貝殻（人の体）に入り込む。　成長して体が大きくなって貝殻がきつくなったら、少し大きな貝殻を見つけて入り込む。　その貝殻に先住のヤドカリがいたら、喧嘩をしてでも乗っ取って（憑依）しまう。

霊修行２　宇宙旅行