霊２３１－１ 手かざし 「お光様」をしてみた
霊２３１－２ 手かざし 「霊のアキ」と対面できた
霊２３１－３ 手かざし 施術者の霊が患者の霊に働きかけ
霊２３１－４ 手かざし 患者の霊が治療する
霊２３１－５ 手かざし 心臓から飛び出してきた霊を「シンゾー」と命名
霊２３１－６ 手かざし 宗教 と 霊との関係
霊２３１－７ 手かざし 霊に働きかける
霊２３１－８ 手かざし アキ、チサ、シンゾーの打ち合わせ
０９．０５．２２．
私の掌は、霊を感じるレーダーのアンテナになっている。 レーダーだから、受信もするし発信もすると思う。 この頃は身体全体で受発信しているようだ。 と、単純な発想で、ちょっとだけ冒険をしてみることにした。 結果は、何が何だか分からない、混乱が引き起こされただけだった。 でも、混乱が発生したということは、私の「手かざし」が何らかの霊的な影響力を持っていることの証拠になるだろう。
（１） 掌で病気を治す「お光様」を思い付いた
この数日間、大学のクラスの友人の訃報が入って来た。 膵臓の近くに出来た癌が原因らしい。 抗がん剤治療を受け入れて、自宅で生活していたらしい。 私の友人も順番に他界していく。 私だって、心臓に問題を抱ええいるし、糖尿が糖尿病の領域に入り込んでしまったし、前立腺も肥大しているし、腰も痛いし、いろいろと問題を抱えている。 歯も治療しているし、眼底の検査もしたし、毎月１回程度は尿と血液の検査をしている。
それで、脈絡もなく、ふとアイディアを思い付いた。 野生の動物は自力で病気を治している。 私には野生動物的な能力（霊能力）も少しだけはある。 そうだ、自分の霊能力で病気対策はできないだろうか。 イエスキリストや仏陀などの霊能者は掌で病気を治していたらしい。 掌で霊治療をする新宗教はたくさんある。 そうだ、自分にも掌で霊と交信することもあるから、自分の掌で病気を治すことはできないだろうか。
（２） 体に変化はあったが、？？？？？？
ベッドに横たわる。 心臓の場所から外れないように、両掌を横に並べる。 いつものように、お皿型に掌を広げる。 両掌をそのまま心臓の上に軽く置く。 後は、楽しいことを思い出して、静かにしている。 霊波なんかを出そうと努力しない。 ベッドの上に、ただころがっているだけ。
始めた途端、横隔膜らしきところが１分に１回程度、軽く痙攣し始めた。 数分後には、１分に数回も痙攣を起こす。 数分たって、痙攣も穏やかになって来た。 横隔膜も疲れて来るのだろう。 何故だ？ インターネットで「心房細動」、「痙攣」、「横隔膜」で検索したら、１０００件位のサイトがあった。 一体、どう関係しているのだろうか。 もう少し継続して掌を使ってみたら分かってくるかもしれない。
（３） 翌日
同じことをした。 でも、轟沈して、眠りこけてしまっていた。 ２日後、少しだけ反応らしいものがあったが、初日のような本格的な反応ではない。
０９．０５．２４．
注）これからは「人のアキ」と同じように「霊のアキ」という言葉を使います。
アキもしくは「人間のアキ」：「人のアキ」と「霊のアキ」が合体した存在。
「人のアキ」： アキの肉体部分
「霊のアキ」： アキが生まれる前から、アキと一緒にいた霊。アキの魂の部分
チサ： 霊だけになったチサ
「人間のチサ」： 人間界で生きていたチサ
（１） 話の道筋
話がこんがらがってくるから、最初に話の道筋を説明しておきます。 昨夜も、心臓に手を当てて、霊能力（お光様とか手かざし）の力でなんとか心臓の調子を良くしてみようと試みた。 そうしたら、「霊のアキ」がびっくりして、「霊のアキ」の一部（らしき者）が私の体の中から飛び出して来た。 アキ自身が「霊のアキ」と公式に対面するのは、人生で初めてだ。
登場者は４人いる。
「人間のアキ」（「人のアキ」と「霊のアキ」の合成物）、
「霊のアキ」（生まれる前から一緒だった霊）、
「アキの守護霊団」（アキに住み付いている複数の霊）、
チサ（今は体を脱ぎ棄てて霊だけになっている）、
アキと名の付く者が３人いる。 霊が４人もいる。 私の頭も混乱した。 混乱しながらでも、「人間のアキ」の私がリーダーシップを握って話を進めないといけないだろう。 でも、その私と言うのが３人のアキの霊のうち、どの霊なのか、ＴＰＯによって、変わってくる。 読者も、頭が混乱するのを覚悟してください。
これまでも、「手かざし」とか「お光様」の存在は認めていたが、そのメカニズムが分からなかった。 昨夜の体験で、「手かざし」とか「お光様」のメカニズムが分かって来た。 なんか、ノーベル賞レベルの大発見のようだ。 あまりにもすごい発見なので、何回かに分けて、シリーズで説明する。
（２） 手かざしをしたら、霊が飛び出してきた
昨夜に続いて、心臓に手を当てて、自分の霊能力を使って、手かざしを実験してみた。 まあ、成果があれば儲けもの、成果がなくて元々、くらいのつもりだ。 ところが、自分が予想もしていないような事態が発生したのだ。 その事態を、「人間のアキ」が客観的に横で見ていると、霊界のメカニズムとか、手かざしのメカニズムなどの一部も浮かび上がって来たように思われた。 霊たちが居なくなってからも、「人間のアキ」は考え続けた。 朝になってしまった。
３日前に、初めて手かざしをした時には、「霊のアキ」はびっくりして、私の体は痙攣をおこした。 その後２回は、大した変化はなかったが、昨夜は違っていた。 私は変化が２日間も無かったので、昨夜は気合いを入れて手かざしをした。
すると、心臓のあたりから、一人の霊が飛び出して来た。 この霊は何だ？ もしもチサなら、外の方からアキの体に近づいてくるはずだ。 だから、チサではない。
無関係な霊は、この頃は来なくなっている。 だから、迷い込んだ霊ではない。 アキの体の中から飛び出してきたのだから、常に体の中に住み込んでいる霊だろう。
目の前に、アキの体から飛び出してきた一人の霊がいる。 多分、「霊のアキ」だろう。 とするなら、人間のアキの体には「霊のアキ」はいなくなっているはずだ。 スキャンをしてみた。 頭のてっぺんから足の先まで、霊がたくさん取りついている。 もしくは、一人の霊が体中に浸み渡っている。
じゃあ、目の前に居る霊は何か。 可能性は２つある。
・ 「霊のアキ」の一部
・ アキを守ってくれている守護霊団の内の一人
今までは「 人間アキ」が自分の霊能力を使って霊とコンタクトしてきた」と考えていたが、そうではないことに気づいた。 自分が霊能力を使って「霊のアキ」に命令したのでもない。
図 たくさんの霊
「人間のアキ」が「霊のアキ」にお願いしている、というのが本当だろう。 だから、「気合いを入れて手かざしをした」と言っても、気合いを入れるのは「人間のアキ」だろうが、実際に手かざしをするのは「霊のアキ」だろう。 だとすると、「霊のアキ」が自分自身の「霊のアキ」に気合いを入れて命令しているのだから、「霊のアキ」が驚くわけはないだろう。
と、すると、飛び出してきたのはアキの守護霊団の一人だろう。 だれだか分らないが、そのうちに分かってくるだろう。 そうでなければ、居候霊だろう。 いずれにしても、アキについている霊であることには変わりない。 とりあえず、「アキの守護霊団の一人」と考えておこう。
（３） 自己紹介
まずは、心臓から飛び出してきた「アキの守護霊」（もしかすると、「霊のアキ」の一部分かもしれない）に自己紹介した。 この自己紹介は、アキの体に取りついている守護霊団の個々の守護霊にも伝わっているだろう。
「自分自身」で「自分自身」を「自分自身」に「紹介」するのだから、こういうのを本当の「自己紹介」と言うのだろう。 チサを呼び出した。 すぐにやって来た。チサをみんなに紹介した。
これまでは、チサとだけしか交信できなかったが、これからは、「アキの守護霊」や「霊のアキ」との交信も可能になるかもしれない。 本当に楽しい霊界活動も出来るかも知れない。
次回は、いよいよ「手かざし」の本論に入る。
０９．０５．２４．
（１） 手かざしは効果があるとも信じられている
私は手かざしを詳しく調べたことはない。 熱海の世界救世教の本部で見学したこと、沖縄のＭＯＡ系列の教団で話を聞いたこと、あとはインターネットや文献で得られた情報しか持っていない。 自分の手が、他の霊との間で送受信が出来るアンテナの役割を果たしたり、悪い霊を追い払うための武器になることは、本能的に理解し、実践してきた。 さらに、キリストとか仏陀が手かざししていたことも読み知っている。
私は手かざしを次のように理解していた。 多くの人の掌からは、「愛情」、「気迫」、「高体温」、「微細な何らかの振動」、…………、などが出てきて、それらが患者の患部にあたって、何らかの良い効果を出しているのだろう。 霊能力の強い人の掌からは、強い霊波でも出てくるのだろう。 まあ、ありうることだ。
自分で自分に手かざしをして、その考え方は間違っていたと感じた。 宗教の信者であることで治療をする能力が身に付くわけはない。 他人の病気を治すことが出来るようなハイパワーな霊能力を簡単に身につけることなんか出来る訳はない。 盲腸でも、ノイローゼでも、ぎっくり腰でも、癌でも、何でも治す霊能力なんかあるわけがない。 でも、手かざしの効果はある。 なぜか。 考えた。
（２） 「病は気から」、「病は霊から」が手かざしの原理
自分で、自分に対して、手かざしをした時の体験を顧みた。 患部が良くなる前に、大きな変化があったことを思い出した。 それは、どの霊かは分からないが、「アキの霊」がびっくりして、痙攣をおこしたり、飛び出して来た。 私の手かざしは患部に影響を与えているのではなく、私の中に居る霊に影響を与えるものらしい。 これは「大発見」だ。
私は医師ではないから、医学は分からない。 でも、病気にはいろいろな種類の病気があるので、手かざしが効く病気と効かない病気はあるだろう。 効いたとしても、効き方も異なるだろう。 対症療法で終わることもあるだろう。 見た目には変わらないが、病気の根源を治せることもあるだろう。 そういうことは、すべて無視して考えを進めた。
「病は気から」という言葉が一番よくあてはまる。 「気」を「霊」という言葉に置き換えてみよう。 「病は霊から」となる。 そう、多くの病は霊が関係していると思われるのです。
重要なコメントです： といっても、インチキ霊能者がするように、何でも「霊障」と言って、「前世の行いが悪かったから」、と言って詐欺をすることとは全く関係はありません。 騙されないで下さい。
（３） 施術者の霊が患者の霊に働きかけるのが「手かざし」
少し前に書いた、チサとの交信のルートを思い出してください。
チサ ←→ アキ
というルートでチサと交信していたのですが、霊界語と人間語ではうまく意思疎通が出来なかった。 うまくするための一般的な方法は「霊媒」を使う方法です。 でも、アキは多少の霊能力を持っているから、有料の「霊媒」を使わなくとも、無料の「アキの霊」を使えば良いことは思い付いていた。
チサ ←→ アキの霊 ←→ アキ
この考え方を手かざしに適用するとどうなるか。 ○番順に読んでください。
④ 患者が病気を治したいと思っていない時には、霊がいくら頑張っても病気は治らないだろう。 治療の前に、同時に、生きている時の夢と希望とを作り出させないといけないだろう。
↑
↑① 病気が発生するのは、患者の霊がいい加減な管理をしているからだ。
↑
⑤ 患者の霊の霊格が低いと、いくら言われても理解できないかもしれない。 そのときは、患者が自分の霊を育てる努力が必要になるかもしれない。 もしくは、術者が高い霊能力を持っていれば、術者の霊が患者の霊を強制的に改善するかもしれない。
↑
↑② 術者の霊が、患者の霊に、「病気になっていること」を、気付かせる。
↑
⑥ 術者の霊の霊格が低いと、術者がいくら念じても、効果は少ないと思う。 そういうときは、自分の霊に頼らないで、守護霊に頼る方法もありそうだ。
↑
↑③ 術者は自分の霊に患者の霊と交信することを念じる。
↑
⑦ 術者が手かざしを信じていないと、念じることすらできない。 「鰯の頭」くらいには手かざしを信じることが必要だ。
手順が明らかになっても、実際に病気が治らないこともあるだろう。 そのケースの方が多いかもしれない。 なぜなら、この手順が完全に機能するためには多くの障害があるからだと考えられる。 以上は私が考えたことだ。 この考えは正しいのだろうか。 それとも間違っているのだろうか。 それは次号で。
０９．０５．２４．
（１） 基本的な考え方は正しい
４人の霊とその他の守護霊を前にして、ベッドに寝転んだままで、人間のアキが、滔々と自説を述べた。 皆は聞いてくれていた。 チサもいて聞いてくれている。 たぶん、私の言葉を一番よく理解しているのが「霊のアキ」、次は、チサ、だろう。
「霊のアキ」はアキが霊能力を高めていることに対して賛成も反対もしていない。 「まあ、出来るのなら、勝手に頑張ってみたら。」程度の関心のようだ。 チサが他界した時に、私の本能を揺り動かして、錆ついた霊能力を思い出させて、チサをストーカーせよと、教えた張本人の霊が、それほど積極的ではないようだ。
もし、アキが霊格を高めて、霊界で忙しく働き始めたら、「霊のアキ」も忙しくなると危惧しているのだと思う。 なにしろ、「怠け者アキ」の霊だから、この霊は本質的に怠け者だと思う。 でも、好きなことはやらせてくれて来た。
チサに質問した。 「アキが考えたことを全部説明したけれど、この考えは、人間界にいる人間が、ほんのわずかな体験で考え出したことだから、合っているか間違っているか分からない。 それで、教えてもらいたいのだけれど。」
「論外、完全に間違え、なら、『いいえ』と返事をして。」
「細かいところでは間違えも多いけれど、基本的な考え方は『間違え』とはいえないようだ、なら『はい』と返事をして。」
答えは「はい」だった。 これだけしっかりとした「はい」の答えを得たのは久しぶりだ。
（２） 東方の光教団の方のお話
手かざしは、いわゆる新興宗教とか新宗教と呼ばれている宗教の多くで実践されている。 最大手の一つがＭＯＡ（Mokichi Okada Association： 岡田茂吉が創始した世界救世教）だ。 この中には、大きな教団がいくつかある。 そのうちの一つがMOA 東方之光教団 である。 その教団の沖縄支部？で手かざしをしている人からお話を聞いたことがある。 教団ごとに、特殊な用語を使っているが、私が理解できた範囲で、一般的な用語で記述します。 間違っていたら、「ごめんなさい。」
他界したと言えど、教主の岡田茂吉が発する「光」は生きている。 もしくは霊界の岡田が常に「光」を出し続けている。 術者はその「光」を受け止めて、身につけた「光」と書された岡田茂吉による書で、岡田茂吉の発する「光」を増幅して、術者は手のひらから増幅された「光」を患者に向けて発している。 術者が霊能力を持っているのではなく、岡田茂吉の「光」を仲介しているにすぎない。
患者
↑
↑手かざし
↑
術者の掌
↑
↑ 増幅された強い「光」
↑
「光」と書された書
↑
↑ 弱い「光」
↑
術者
↑
↑ 岡田茂吉の発する「光」
↑
岡田茂吉の霊
こんな感じの説明だった。 ポイントは、霊能力がなくても「手かざし」が出来るという点だろう。 霊能力がなくても霊的な能力を発揮できるのであるから、「南無阿弥陀仏」とか「南無妙法蓮華経」と唱えさえすればよい、に似ている。 正に、大衆の宗教らしい。
霊能力がない人でも霊的な能力が使える理由に関しては、施術者は知らなくともよいようだった。 私は考えた。 簡単な原理だ。
施術者
↓ 人間の施術者がその人間についている霊にお願いしているだけだ
術者の霊
↓ お願いすることは、患者の霊にコンタクトをとることだ
↓ 伝えることは、患者の身体がおかしくなっていることだ
↓ 患者の霊はそれを治療する義務がある、ということだ
患者の霊
↓ 患者の霊は必死になって患者の身体を治療するだろう
患者
このプロセスが「手かざし」と思えるのだが、どうだろうか。
０９．０５．２６．
朝の１１時半、チサらしい霊がよれよれになってあらわれた。 ほんの少ししか感じないが、これはチサがボロボロになっている感じであることは分かる。 「こっちにおいで」と言っても、動けない。 私がどこに居るのかも分からないくらいボロボロにされているらしい。
両手を広げて、 「おーーーい、チサ、こっちだよーーーー。」 と叫ぶと、ようやく気づいて、よたよたと近づいて来た。 「チサ、早くアキの体に入ってしまいな。」 と、せかした。 チサは、スーーーーっと寄って来て体の中に入ってきたが、確認のためにスキャンして見ると、チサはどこにもいない。 その代わりに、先日、飛び出してきた霊が、再度飛び出して来た。
チサは、私の体をすり抜けている一瞬の間に必要なエネルギーを取り込んでから戻ったようだ。
私の体にはたくさんの霊が気配を隠して住み付いているようだ。 昨日に続いて、それらの霊には、「チサが来た時にはちゃんと助けてあげて」と、強くお願いしておいた。 「チサは霊界で力をつけ始めている。チサにぶら下がって行けば、チサに守ってもらえるように成るんだから。」と説明しておいた。
私の体の中に住み込んでいる霊はたくさんいたが、少しずつだけれど、霊の個性や能力も分かって来た。 分かった霊には名前を付けていくことにした。
チサの霊は、これまで通りに、 「チサ」だ。 「アキの霊」とか「霊のアキ」は「アキ」にしたいが、「人間のアキ」はまだ人間を続けている。 それで、数回前に整理したとおりに、「人間のアキまたはアキ」、「霊のアキ」、「人のアキ」と区別して使うことにする。
心臓から飛び出してきた、直径が５センチ位で、重さは軽い霊は、いつも心臓から出てくる。 それで、「シンゾー」と言う名前にした。 まだ説明はしていない霊だ。 ゴムでできた、直径が３０センチ弱の、球体のような、重たい、霊がいる。 乱入霊のように、ほどほどの強さを持っている。 乱入霊が住み付いたのかもしれない。 この霊には ゴムー という名前を付けた。
まるで、大学のゼミのようになってきた。 ここで霊を育てて、ほどほどに育ったら、チサの部下に送り込みたい。 私が霊界に定住したら、おもしろいネットワークが出来上がっているはずだ。
０９．０５．２６．
（１） 手かざしと宗教
「手かざし」と言うと、すぐに思い出すのが新興宗教だ。 しかし、私は本質的に無宗教だ。 ましていわんや、新興宗教には、今は全く関心がない。 宗教とは無関係に、私は霊の世界に没頭している。
一見、矛盾するようだが、そんなことはない。 霊と宗教とは本質的に無関係と思っている。 ただ、霊能者の弟子どもが霊能者を教祖に仕立ててしまう。 霊能者も、自分が教祖であると思い込んでしまう。 そして、将来の宗教ビジネスの中核になる宗教が成立することが多い。 その宗教が霊を布教の道具として利用する。 だから、霊と宗教とが一体化してしまったと、私は思っている。
霊活用の一つの典型としての「手かざし」は、新興宗教でも取り入れられることが多い。 まず、この手かざしの歴史を概観してみる。 一番古いところでは、イエスキリストとか釈迦が居る。 多分、キリストとか釈迦は宗教家とか教祖ではなく、単なる霊能力があった人にすぎないだろう。 その弟子どもには霊能力はなかったので、教義を作り、組織を作り、宗教を起こしたのではなかろうか。
そうして、教団が大きくなった時には、その組織を維持するために「宗教ビジネス化」とか「政治との結びつき」が始まったと感じている。
（２） 世界救世教（今のＭＯＡ？）
日本の手かざし宗教の老舗御三家と言えば、黒住教、天理教、大本、らしい。 大本から独立したと思われるのが、岡田茂吉の世界救世教だ。 参考までに、年末に街頭に現れる寄付金集めをしている「救世軍」とは無関係です。 熱海には世界救世教の本部が、箱根には宗教活動の中心がある。 日本中に、そして、世界中に拠点が設けられている。 私は熱海に住んでいたので、関連する施設や組織も見ていた。
世界救世教の教義は、信者に聞いたところ、３本の柱があるとのこと。 第１の柱は、「正しい食生活」で、そのために、自然農法で食物を作っている。 自然農法と言うのは、一種の有機農法で、農業だけでなく、加工、流通、食事、などの段階でも、身体に有害な物質が入らないようにしている。 伊豆半島の大仁（おおひと）には、この農法の開発・実験・研修などのための施設がある。 そこにある売店で、ソフトクリーム、冷凍牛肉、本物の牛乳、を食べてみてください。 感激します。
第２の柱は、「美しさに囲まれた生活」で、そのシンボルとしては、熱海にＭＯＡ美術館、箱根に箱根美術館を所有して一般公開もしている。 熱海の美術館には国宝が２つもある。
第３の柱が、「手かざし」である。 熱海の本部なら、受付に行き、見学を申し込めば、本部の中を自由に歩き回れる入館証を発行してくれる。
ＭＯＡは恐ろしい新興宗教ではないから、美術館はぜひ見学されると良いだろう。 岡田茂吉の没後に、世界救世教はいくつかに分裂した。 そのなかでも大きな教団は岡田光玉が起こした真光（まひかり）だ。 光玉の没後に、真光は再分裂して真光系と呼ばれる大手４教団（世界真光文明教団、崇教真光など）とその他の多くの教団ができた。 分裂と統合とを繰り返しながら、活動しているようだ。
詳しいことは、インターネットで「手かざし」で検索すればいやなほど大量な多様な情報が得られる。
（３） 手かざしの効果
手かざしをしてもらうだけで病気が治ってしまう（こともある）のだから、宗教がこれを見逃すはずはない。 手かざしで病気が治る理由に関しては、心理学的、医学的、宗教的、その他多くの領域で研究されているようで、それらの研究の内容もインターネットで簡単に調べることが出来る。
いきなり、私の結論です。 手かざしは、現代医学と同じ考え方で病気を治す行為ではないのです。 現代医学は、体の物理的な都合の悪い局所を薬や器具で修正するのでしょう。 これに対して、カイロプラクティックとかオステンパット、整体、などは、頭のてっぺんから足の先までの骨格を正しく調整することにより、神経、血液循環、筋肉、などを圧迫していた骨格の歪みを治すのです。 関心ある人は、これもインターネットで調べてください。
その次に、「病は気から」の「気」を治す治療の一つが「霊」に働きかける「手かざし」なのです。 詐欺霊媒師が、どんな病気に対してでも、 「前世の生活が悪かったから『霊障』だ。 霊を慰めないといけない。」 と言って、高額な商品を買わせたり、法外のお布施を巻き上げることが多いから、多くの誤解が発生する。
一つの方法としての「手かざし」も、詐欺的な行為に活用されることが多い。 そうした詐欺的な行為に関しては、第１回目の文献レビューのなかに、面白い文献を紹介しています。 こうした本を読んでおけば、詐欺にかからないで済むはずです。
（４） またまた、すごい発見だ
＊＊＊＊＊ これからが私の個人的な結論です。 ＊＊＊＊＊
０９．０５．２７．
（続き）
（４） またまた、すごい発見だ
＊＊＊＊＊ これからが私の個人的な結論です。 ＊＊＊＊＊
読者のみなさんも、自分の霊と話すことが出来るようになってください。 私（「人間のアキ」）は、今までは、私自身が外部の霊と交信する能力を身につけようと考えて、霊修行してきました。 でも、それは「間違え」でした。
私は「霊のアキ」と交信できれば良いのです。 「霊のアキ」と交信できれば、その後の処理は「霊のアキ」がすべて分担してくれるはずです。 「霊のアキ」は私が生まれる前から私との共同生活をしてきたので、私以上に私のことを知っているはずです。
これまで無意識に対話してきた 霊界での行動
「人間のアキ」 ←←・・・・・・・・→→ 「霊のアキ」 ←←・→→ 外部の霊
自分の霊と交信することは霊能力開発の第１歩でしょう。 一人で、ぶつぶつと、もう一人の自分に話しかけて考えを整理する、なんという行動が出来る人は、このステップをすぐにクリアできるかもしれません。 自分（たとえば、「人間のアキ」）以外に、もう一人の自分（たとえば、「霊のアキ」）の存在に気づいて対話している人は、自分ともう一人の自分の関係を見つめてください。
夢の中で問題を解決する人、 自分を忘れて何かに没頭できる人、そんな人たちも、少し練習すれば、自分の霊を見つけ出し、その霊と交信することも可能になるはずです。
いよいよ「手かざし」です。 最初は、自分の治療をしてください。 下手をして、自分の霊が来ないで、悪い霊とか悪戯好きな霊が集まってくるかもしれません。 気を付けてください。
私の場合は、無関係な霊が来ても、その霊にお戻りいただくテクニックを体得できたから、今のところは問題なく生活している。 また、下手して命を失ってもチサのところに行けるから、恐ろしいものはない。 手かざしの方法や手続きやノウハウ、なんか全く知らなかったから、「心臓」に手かざしをして、単に念じた。 そうしたら、びっくりした霊の一人が私の体から飛び出してきたのだ。
その霊は、「霊のアキ」の一部か、アキの守護霊団の内の一人のようだ。 何回かに１回の割合でその霊は外に出て来た。 それで、私は本当の「手かざし」のあり方が分かったのだ。
手かざしは、身体の部位を治療するのではなく、「霊」に治療を依頼することなのだ。 自分に住み付いている守護霊団の霊や居候霊の霊に、治療する力を持っている霊が居るとは限らないだろう。 その場合は、それらの霊が適切な霊を見つけ出して連れて来てくれるのだろう。
飛び出してきた霊は、「病は気から」の病を治す能力を持っているのかもしれない。 この霊は心臓あたりから飛び出してくるので、「シンゾー」と命名した。 これからは、こう呼び出そう。 「おーーーーい、シンゾー、 ちょっと出ておいで。 私の心臓の状態はどーかねー？」。
これから、「ジンゾー」とか「カンゾー」と言う名の霊も呼び出してみよう。 できるかどうかは分からないが。
０９．０５．２９．
昨夜のこと。 まず、シンゾーを呼び出した。 シンゾーと出会ってから、数日しかたっていないのに、シンゾーを呼び出す努力は全く必要が無くなってきた。 私が掌を心臓の上に置くだけで、シンゾーが出てくるようになった。 こんな風に霊とのコミュニケーションができるようになって、これから、私はどっちに進んでいくのか不安になるし、楽しみも出てくる。
これまでに２回、シンゾーがチサを呼び出したが、２回とも違うチサがやってきたようだ。 やってきたチサは、私への近づき方が全く違う。 可愛いチサはしとやかに近づいて来たり、ヘロヘロに疲れきって来たり、霊界の入り口で待っていてくれたり、ふらっと立ち寄ってくれたりするが、シンゾーが呼んだチサは、ずけずけと私のところに近づいてくる。 そうしたチサは「なりすましチサ」だ。
そして、私の手をとり、強引に霊界に引きずって行こうとする。 なりすましチサが来た途端に、周りが暗くなり、ストーーーンと落っこちていく感じがする。 昭和３０年ころのエレベータが降り始める時のあの感覚だ。 今の時代なら、飛行機が乱気流にもまれてエアポケットに落ちていく、あの感じだ。
シンゾーが正しいチサを呼んでくれないと困る。 それで、シンゾーがチサを識別できるようになるまでは、私がチサを呼ぶことにした。 でも、シンゾーに、「チサと私の間のメッセンジャー」になるようにお願いした。
それが楽にできるように、今夜は私がチサを呼んだ。 すぐにやってきた。 私とシンゾーとの話は聞いているはずだから、「チサ、それで良いかい？」と聞いたらＯＫが出てきた。 シンゾーにも「はい」、「いいえ」を教え込まないといけない。 チサに「はい」、「いいえ」をやらせ、これを見学させた。 シンゾーをテストした。 最初は、刺激が弱すぎた。 次は、私の体が痙攣するくらい強かった。 ３回目にようやく普通の「はい」ができた。
この後の話は、一切覚えていない。 完全に霊界モードになってしまったのだろう。 霊界モードになった時のことも完全に覚えておくテクニックを考えないといけないようだ。
シンゾーは呑込みが良い。 拾い出しものかもしれない。 これまで、シンゾーは霊界でも役割がなく、自分の霊界を作ることもできず、私の体の中に居候をしていたようだ。 私の下で働き、チサ姫との間のメッセンジャーを果たし、チサ姫の世話をする女性とも知り合いになり、新しい、楽しい生活ができるようになると良いな。
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実際にこのメールマガジンが配信される今日は、０９年０６月０９日、です。 チサが他界してから８か月と５日も経ちました。 錆びついていた私の霊能力のほんの一部は３日間で復活させ、その後の８ヶ月間で、理論と実践とを重ねて、世界でも珍しい霊能者になってきました。 私を気持ち悪がったり、キチガイと思わないで、、これからもお付き合いください。 沖縄シリーズを再中断したら、再度霊シリーズを再開します。