霊２８９－霊３３６　他界して、１０、１１か月、平坦な日々

　　　昨夜は１０時ころにベッドに入った。　ところが、気分が高揚して全く寝くならない。　何かが居る。　霊のアキに聞いてもチサに聞いても、誰も何も言ってくれない。　何か、じっと見張っているような感じだった。　夜の１２時半、とうとうやってきた。　いきなり、身体全体に、強い、強い、悪寒が走った。　何かの霊が私を取り包んだ。　なんだ、こいつは。　初めての経験だ。　じっと耐えて様子をうかがった。　次から次へと、体当たりをしてくるような感じだ。　その度ごとに私の体は「不愉快に」泡立つ。

　　　チサは手を出さない。　居ないのかもしれない。　また、例のごとく、霊へ質問攻めを始めた。　本当にこれは効果がある霊攻撃の手法だ。　霊だって、自分が誰で、どこから来て、どこに向かっているのか、何がしたいのか、分からないことが多いようだ。　それで生きている人間に入り込もうとしているのかもしれない。　だから質問攻めにあうと、頭が混乱して、人間に入り込もうとする行動のほうがお留守になってしまうのかもしれない。　静かになったら、少しお説教をして、アドバイスをして、それで終い。

　　　私は色々な霊を呼びたいのではないの。　チサとおしゃべりがしたいだけなの。　なんで、色々な霊が割り込んでくるんだ。　人間界には沢山の霊能者が居て、人間の悩みの相談を受けている。　霊界にはそうした占い師は居ないのかな？

　　　読者の皆さん、この「霊への質問攻め」は本当に効果的な浄霊術です。　私の「霊シリーズ」を読み続けている人のうち、何人かは、無意識のうちに、霊能力を開花させ始めているかもしれません。　過去の「霊シリーズ」の中の　「霊への質問攻め」　を読みなおして、その方法を覚えておいてください。

霊３００－１　他界して１０カ月

０９．０８．０４．

　　　　　８月０４日。　１０回目の命日だ。　チサは完全に行方不明だ。　どこかに幽閉されているのか、最悪の場合は暗殺されてしまったのか。　色々な情報が絡まりあって、分からない。

　　　　　８月０５日。　朝、ヘビーがやって来たが、新しい情報は無い。

　　　　　８月０６日。　一昨日から台風で、雨、風が強く、船は常に傾いている。　時々、大きく傾く。　雨風が大嫌いになチサには　「来ないで良いよ」　と言ってある。　結局、成果は得られなかった。　チサはどこに行ってしまったのか。

　　　　　８月７日。　昨日は、台風は沖縄の南を通過中。　１日中、チサとのコンタクトの努力をし、そして、寝まくっていた。　本当に良く寝れる。　チサとはコンタクトできず。　「霊のアキ」、ヘビー、マーちゃん、等も見えないところで活動しているはずだから、焦ってもしょうがない。

　　　８月８日。　昨日は広島原爆の日。

　　　チサは平和主義者だ。

　　　広島はゆっくりとじっくりと見学したいと思っていたようだ。

　　　ちょうど１年前に、修善寺から沖縄までドライブの旅をした。

　　　８月５，６日と、広島を歩いた。

　　　原爆投下日の直前だった。

図　　　　原爆ドーム　

　　　　昨日の真夜中、チサが突然に戻って来た。　拉致、幽閉、暗殺、を経て、生き返り、戻って来たようだ。　良かった。

　　　　８月９日。　昨日は、そして、今朝の明け方まで、１日中呼び出していたが、チサはついに来なかった。　チサにはチサの霊界の仕事も２５年分も積み重なっているんだろう。　私は当初の考え通り、チサを無事に守り抜いた。　これで、私の　「人間のチサ」　に対する愛情は使い切ったようだ。　　今度は、「霊チサ」の愛情タンクに愛情をため込まないといけない。

　　　　８月１０日。　朝１時ころ、「霊界モード」でチサを呼び出した。　今回は信じられないほどうまく交信できた。　詳細は　「霊３６８－０２　体脱　霊界モードにいる時間」　を参照されたい。なんで、こんな風に、霊と闘ったり、霊を部下にしたり、霊との交信が出来ているのだろうか。　自分でも不思議だが、その不思議は私の生活の一部になってしまっているから、不思議でもない。

・　チサは、人間界では葬式は出した。　でも、死んでいない。

・　チサは、人間外の知的な生物として生きている。　透明人間か。

・　呼べば何時も出てくる。　放し飼いのペットみたいだ。

・　膝枕以上に気持ち良くさせてくれる。　人間の妻みたい。

・　私を霊界観光に連れて行くことだってできる。　霊界観光のガイドか。

・　私の言葉は完全に理解してくれている。　人間と同じだ。

・　私の頭の中を一瞬にして読みとってくれる。　超能力者か。

・　絵とか写真を、私の脳内の受信箱に送り込んでもくれる。　霊界メールか。

・　私が怪我をしたり、死なないように、見守ってもくれる。　これぞ、守護霊だ。

・　生活費は一切かからない。　安上がり女房だ。

　　　　私がチサの言葉（霊界語）が理解できるようになれば、普通の夫婦となれそうだ。

　私が他界する時には、迎えに来てくれるはずだ。　霊はこんなに便利な存在なのに、世の中の人は　「死んで出てくる、役に立たない、恐ろしい物」と思い込んでいる。

　　　　８月１１日。　昨日は一日中ブツブツとチサに文句を言っていたら、私の機嫌をとりに、お土産の画像を持って現れた。　なんと、チサは霊界の入国審査大臣をしているようだ。　「霊３１２－２　白黒テレビ画面が見れた」などを参照されたい。

　　　　８月１２日。　昨夜、２２時、ベッドに寝転んでいるだけ。　何もしていないのに、　「霊界モード」　に一瞬なった。　呼吸が少し苦しくなり、心臓の鼓動が少し強くなり、身体の横幅が数センチ広くなったような感じがし、目の前は暗くなり、中空に浮かんだ感じがする。

　　　　これはもうけもの、と感じて、チサを呼び出したが、そうはうまく行かない。　０時過ぎに再試行することにした。

　　　　０時３０分、チサがやって来た。　特に話もしない。　チサがそばに居るのが２回ほど感じられた。　ピターーーっとくっつくようにお願いした。　チサとくっついていると、気持ちが良い。　チサは帰って行った。　時計を見たら０時５０分だった。

　　　　８月１３日。　昨夜。　一日中、　「チサが大好き」　と呟き続けていた。　自分でも、精神状態がおかしくなりつつあるような感じもする。　私一人で、船の中で生活しているから、どんなにおかしくなっても、周りには迷惑はかけないはずだ。　もっと、もっと、霊界寄りになって、霊界の感覚で生活したら、チサとも頻繁に会えるかもしれない。　でも、１日中、チサに愛の言葉を呟いていてもチサは来てくれない。　私は本当に、愛の表現が下手なのかもしれない。　

　　　　夜の１１時に呼び出したが、チサは出てこない。　朝の０時半に呼び出した。　すぐに、静かに、チサはやって来た。　定位置に浮かんで、１０秒で、すぐに戻り始めた。　ああああっと、居なくなってしまった。

　　　　この頃、霊活動で、「○○しよう」と考えるだけで、○○が出来てしまうことが起きている。　たとえば、人間界を出るためには、瞑想して、無我の境地にならないといけない。　それなのに、「人間界を出よう」と、思うと、すぐに、人間界を出ている。　自分自身が他界して、霊になってしまっているような感じだ。　言い換えると、人の頭脳が働き出す前に「霊のアキ」の頭脳が働き出しているようだ。　

霊３００－２　他界して１０カ月（２）

０９．０８．１４．

　　　　８月１４日。　睡眠は十分に取れている。　でも、疲れが取れない。　外出する意欲も無くなっている。　これはいけない。　何とかアクティブにならないと、といった毎日だ。　昨夜は、２１時に呼び出したがチサは来ない。　２２時にも呼び出したが、遠くの方にほんのちょっとだけチサを感じた。　多分、チサは生きているのだろう。　それなら、ちょっとだけ私のところに来れば、私は安心できる。

　　　　どうも、チサの心が、「人間の心」　から　「霊の心」　に変わりつつあるようだ。　詳細は、別項に譲る。　付き合って行けないような感じだ。　２時。　例の「静かな霊」が、またまた、私の周りをうろついた。　でも、すぐに帰って行った。　安穏な生活が続く。

　　　　８月１５日。　昨日も、１日中チサに向かって呟いていた。　夜にチサを呼んでも出てこない。　しょうがないので、「霊のアキ」に頼んだ。　「チサのところに行って、２－３発、頭をぶん殴って、眼を覚まさせて来い」。　アキは２秒で帰って来た。　

　　　　８月１６日。　昨夜は久しぶりにチサがやって来た。　しかも、私が呼ばないのに。　詳細は　「霊３１７」　です。

　　　　８月１７日。一昨夜には、毎日、治療に来いと強く言ったのに、昨夜は、今朝の明け方の４時半まで、チサは来なかった。　疲れた。

　　　　８月１８日。　昨夜は、チサは気配さえ全く見せなかった。　９時半、０時半、２時半、４時半、と呼び出し続けた。　ダメだ。　チサは私たちが夫婦であることをどんどん忘れて行っているのだろうか。　とにかく、分からない。　理解できない。　疲れた。

　　　　８月１９日。　昨夜１１日時５８分に、切断されて、ひき肉状にバラバラになったチサがやって来た。　２時間くらいかけて、アキが治療をしていた。　いつの間にかチサは消えていた。　詳細は「霊３６５－２２」。　　　　　　　

　　　　８月２０日。　昨日は１日中呼びかけていたが、全く反応はない。　

　　　　８月２１日。　昨夜は、２３時ころに、チサが船の外に来たことは感知した。　船の中には入ってこない。　前にもそういうことがあったが、何故だったかは覚えていない。　チサが生きていることは確かだ。　とりあえずは安心。

　　　　８月２２日。　昨夜も来なかった。　以下の詳細は、　「霊３６５－０９　霊はどこにでもやって来れる」などを参照されたい。

霊３００－２　他界して１０カ月（２）

　　　　８月１３日。　２１時に呼び出したがチサは来ない。　２２時にも呼び出したが、遠くの方にほんのちょっとだけチサを感じた。　多分、チサは生きているのだろう。　それなら、ちょっとだけ私のところに来れば、私は安心できる。　どうも、チサの心が、「人間の心」　から　「霊の心」　に変わりつつあるようだ。　詳細は、別項に譲る。　付き合って行けないような感じだ。

　　　　８月１４日。　睡眠は十分に取れている。　でも、疲れが取れない。　外出する意欲も無くなっている。　これはいけない。　１日中チサに向かって呟いていた。　何とかアクティブにならないと、といった毎日だ。　　

　　　　夜２時。　例の「静かな霊」が、またまた、私の周りをうろついた。　でも、すぐに帰って行った。　安穏な生活が続く。

　　　　８月１５日。　夜にチサを呼んでも出てこない。　しょうがないので、「霊のアキ」に頼んだ。　「チサのところに行って、２－３発、頭をぶん殴って、眼を覚まさせて来い」。　アキは２秒で帰って来た。　夜は久しぶりにチサがやって来た。　しかも、私が呼ばないのに。　詳細は　「霊３１７」　です。　夜には、毎日、治療に来いと強く言った

　　　　８月１６日。　何もなし。

　　　　８月１７日。今朝の明け方の４時半まで、チサは来なかった。　疲れた。　夜は、チサは気配さえ全く見せなかった。　夜９時半、０時半、２時半、４時半、と呼び出し続けた。　ダメだ。　チサは私たちが夫婦であることをどんどん忘れて行っているのだろうか。　とにかく、分からない。　理解できない。　疲れた。

　　　　８月１８日。　夜１１時５８分に、切断されて、ひき肉状にバラバラになったチサがやって来た。　２時間くらいかけて、アキが治療をしていた。　いつの間にかチサは消えていた。　詳細は「霊３６５－２２」。

　　　　８月１９日。　１日中呼びかけていたが、全く反応はない。　　　　　

　　　　８月２０日。　２３時ころに、チサが船の外に来たことは感知した。　船の中には入ってこない。　前にもそういうことがあったが、何故だったかは覚えていない。　チサが生きていることは確かだ。　とりあえずは安心。　

　　　　８月２１日。　夜も来なかった。　以下の詳細は、　「霊３６５－０９　霊はどこにでもやって来れる」などを参照されたい。

霊３００－３　他界して１０カ月（３）　自転車での沖縄一周とチサの呼び出し

０９．０８．２３．

（１）　呼び出しの方法

　　　　自転車での本島一周旅行を始めた。　毎夜の泊まり地で、チサを呼ぶ実験をした。　呼び出しの方法は次の３つだ。

　　○　チサからやって来る

　　①　「おーーーーい、チサ、おいで」　という、簡略呼び出し

　　②　詳細な道順を教える

　　③　霊界に迎えに行く

　　　　呼び出しの手順は、次の通りだ。　まずチサからの連絡を待つ。　これが○だ。　連絡がない場合は、①で簡略呼び出しする。　来れない場合は、②で詳細な道順を教える。　それでも来れない時には、③で体脱して迎えに行く。　呼び出しの結果は以下のとおりである。

月日　　　　　宿泊場所　　　　　　　　呼び出し方法　　　　　最終結果

８月２２日	読谷村	①→②→③	成功
８月２３日	恩納村	①→②	成功
８月２４日	名護市	○	成功
８月２５日	国頭村返土名	①→②（③は無し）	失敗
８月２６日	国頭村奥	①→②→③（爆睡）	失敗
８月２７日	国頭村安波	○	成功（②を呟く）
８月２８日	東村平良	①→②	成功
８月２９日	名護市瀬高	①→②（メモ程度）	成功
８月３０日	宜野座村宜野座漁港	①→②（鳥瞰図）	成功
８月３１日	うるま市赤道	①→②→③	成功

　　　　　　　　　Ａ　　　　　Ａ／１０　　　Σａ　　　　　　

呼び出し方法　　成功回数　　　成功割合　累計成功率　試行回数　　　成功／試行　

○チサから来る　　　２回　　　　２０％　　　２０％　　　－　　　　　　－

①簡略呼出し　　　　０回　　　　　０％　　　２０％　　　８　　　　　　０％

①＋②道順提示　　　４回　　　　４０％　　　６５％　　　８　　　　　５０％

①＋②＋③迎え　　　２回　　　　２０％　　　８０％　　　４　　　　　５０％

　　失敗　　　　　　２回　　　　２０％　　１００％　　　　　　　　　　　　　ー

　　　　　合計　　１０回　　　１００％

（２）　Ａ欄、および、Ａ／１０、の説明

　　　　この１０回の呼び出しから分かることは多い。　以下、これらの呼び出し方法ごとの成果を説明をしよう。　全体では、成功は８回で、成功率は　８／１０＝８０％　と非常に高い。　本来なら１００％が望ましいが。

・　　　○　チサから来る　　　　　　　２回　　　　２５％

　　　　１０回のうち、２回は○チサからやってきた。　ようやく、人間の心を取り戻し始めたようだ。　チサは１日中私を監視しているようだ。　というのは、チサに細かい情報を与えないでも、チサは先回りしている。　監視は、音声を盗聴しているか、画像を見ているかしているのだろう。　だから、私が呼ばないでも、「アキ、大丈夫？」とやって来るのだろう。

・　　　①　簡略呼び出し　　　　　　０回　　　　　０％

　　　　残り８回のうち、①簡略呼び出しでは応えてくれなかった。　８回とも、最初に①の簡略呼び出しをしている。　普通に考えると、チサの方から来れるなら、①の簡略呼び出しが成功しても良い。　それなのに、全く成功していない。　理由は分からない。

・　　　②　道順提示　　　　　　　　　４回　　　　５０％

　　　　　残り８回のうち、４回は②道路情報の伝達で成功した。　新しい場所で呼び出すには、それなりの場所に関する情報を霊に提供しないといけないようだ。　道順を提示する場合には、チサの頭の中には地図が入っていなければならない。　必要な地図は、地元に住んでいる霊から詳細地図のコピーをもらっているのだろうか。　それとも、その地域の霊を見つけて、道案内を頼むのだろうか。　もしくは、人間界に降りて来て、言われたとおりに道路の上をなぞって行くのだろうか。　本当に不可解だ。　でも、この方法は強力だ。

・　　　③　体脱して迎えに行く　　　２回　　　　２５％

　　　　　さらに、残り４回のうち、２回は③迎えに行って成功した。　実は、３回は体脱を試みた。　成功したのは２回だ。　１回は私の方が爆睡してしまった。　爆睡しなければ、成功していたはずだ。

・　　　残りの２回は、疲れきって途中で爆睡してしまって失敗だ。　でも、疲れ切っていなければ、２回とも成功していたはずだ。

　　　　こんなことが分かって来た。　全体を見て、私がチサを呼び出す霊能力はかなり高くなっていることが分かった。　私とチサの調子が良く、３種類の呼び出し方法をフル活用すれば、毎日、１００％の呼び出しが出来るようになっているようだ。　こんなすごい霊能者は少ないだろう。　次は、もう少し計画的な呼び出し方と、詳細な記録作りを試みよう。

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　　　　以下の資料は、旅行の詳細である。

　　　　８月２２日。　自転車で旅行を始めた。　果たして、チサも行った事のない場所に正確に来れるかが分かる。　その実験も出来る。　初日の泊まりは、読谷村（よみたんそん）だ。　

　　　「おーーーーい、チサ」ではチサは来れなかった。

　　　「詳細な道順」でもチサは来れない。

　　　体脱して迎えに行って、ようやくチサが来れた。

　　　　８月２３日。　恩納村（おんなそん）に泊まる。　

　　　「おーーーーい、チサ」では、チサは来れなかった。

　　　「詳細な道順」で、すぐにやって来た。

　　　　８月２４日。　名護（なご）市泊まり。　チサには名護で泊まる事だけは伝えてある。　ホテルの名前は言っていない。　　なんと、午後の４時に、私が呼ばないのに、チサはやって来れた。

　　　　８月２５日。　国頭村（くにさきそん）　返土名（へんとな）　の民宿に泊まった。　反応が全くない。　疲れていたので、体脱は試みず。

　　　　８月２６日。　国頭村の奥の民宿に泊まった。　まだ、反応はない。　体脱を試みたが、寝てしまった。

　　　　８月２７日。　国頭村の安波（あは）の民宿に泊まった。　このごろ、チサは出てこない。　それで、トイレに入っているときに、無意識に「おーーーーい、チサ。　早くおいで。」　と、呟いていたら、いきなり、チサが飛び込んできた。　どうも、トイレは、チサが来やすい場所なのかもしれない。　

　　　　８月２８日。　東村（ひがしそん）　平良（たいら）のコンテナ民宿だ。　道路情報だけで、コンテナの外まではチサは来たが、コンテナの中には入って来ない。　チサは、コンテナに良くない思い出があるのかもしれない。

　　　　８月２９日。　名護市の瀬高の、身障者が経営しているゲストハウスだ。　国道から横に入って、説明も難しい。　「瀬高の小学校の横にある民宿」だけでも、ちゃんと来てくれた。

　　　　８月３０日。　宜野座村の宜野座漁港のペンション村だ。　自分でも、何処に居るのか分からない。　色々と調べてからチサを呼んだ。　来てくれた。　でも、道路地図がないにもかかわらず、どうやって来れるのか不思議だ。

　　　　８月３１日。　内陸部のうるま市赤道に泊まった。　チサを呼び出した。　　「おーーーい、…………」だけではだめだった。　道路情報を渡してもダメだった。　私の方から迎えに行くことにした。　瞑想を始めた途端にアキが飛び出し、１秒も経たないうちにチサがやって来た。　これはすごい。　無我の境地にならないでも体脱が出来るようになってしまった。　

　　　　９月１日。　心臓の薬が尽きてしまった。　それで、本島一周は中断して、船に帰って来た。　疲れ切っていた。　午後からずっとベッドに転がり込んでいた。　ウトウトしていた。　久しぶりにゆったりとした夜を過ごした。　でも、「霊のアキ」と「人のアキ」とが、チサの独断的な行動に対して異論をはさむようになり、この頃は私に反乱をおこし始めている。　このままではまずい。　何とかしなくては。　そんなことを考えながら、爆睡してしまった。　チサとは会えなかった。

　　　　９月２日。　今日は、朝からベッドに転がって、その合間に洗濯したり、台所を整理したり、ベッドメーキングしたり、簡単な仕事をしていた。　午後の２時ころ、ベッドに転がっていたら、突然に、体脱が始まってしまった。　これはびっくり。　詳細は「霊３６８－０５　霊界行　突然の体脱」を参照されたい。　

　　　　９月３日。　いきなり、チサがやって来た。　チサは人間をしていた時に私と夫婦だった事を少しだけ思い出せたようだ。　詳細は　「霊３３６　チサは人間の心を取り戻しつつある」　を参照下さい。

霊３１２　無関係な霊がやって来た

０９．０８．１１．

（１）　昼間は独り言を呟き通し、チサへの文句

　　　　　昨日の昼間は、１日中独り言を呟いては昼寝をしていた。　ほとんどが、チサへの文句だった。　別稿でも説明するが、真昼間でも、ブツブツと独り言を言っていると、それを「チサは全部聞いてくれているようだ。　理解してくれているようだ。　それが分かってからは、いつも独り言をつぶやいている。　同じことを何回も言い続ければ、チサも無視はできないようだ。　チサの仕事が分からなければ、「（霊の）チサ」を理解することも難しい。　それで、昨日は、チサの仕事ぶりとか、チサの仕事の内容とか、職場の様子などを見せてもらいたいと、１日中つぶやいていた。

　　　　夜の９時のチサの始業時刻にチサを呼び出したが、全く反応はない。　何回も呼び出した。　ダメだ。　それで、　「１２時半か１時半くらいに、また呼び出す。　一寝入りする。」　と言って、寝てしまった。　昼間はずっと寝ていたので、うとうととしかできない。　０時半になった。　さーーーー、チサを呼び出すか。

（２）　アキは死んでいるのか

　　　　呼び出しを予告してあるので、気楽に　「おーーーーーい、チーーーーーサ」と呼びかけていた。　すぐに霊がやって来た。　あれ、・・・・、チサと違う。　悪意や邪気は全くない。　どこかで出会ったような気もするが、誰だかわからない。　まあ、良いや。　その霊とおしゃべりをしていた。　でも、相変わらず、意味不明だ。　

　　　　ここ１ヶ月くらい、色々な霊がやって来る。　「人のアキ」　に霊がこんなに近づいてくるはずはない。　自分でも分からなくなってきたが、　「人のアキ」　は死んでいるのだろうか。　今ここに居るアキは　「霊のアキ」　なのだろうか。　「人のアキ」　が死んでいたら、今頃は、霊界でチサと楽しく新婚生活をしているはずだ。　現実は、チサがなななか来ないで、不満を呟いている。　だから、私は生きているのだろう。　

（３）　霊が霊姿（霊の姿）を見せるのには努力が必要？

　　　　そのチサでない霊に頼んだ。　「何か、君の姿を見せてもらいたい。　私も君の霊姿を見れるよう、精神を集中するから、よろしく。」　その霊は、自分の霊姿を出そうと努力を始めた。　でも、うまく私の頭の中に画像が浮かんでこない。　私も必死になって、見ようとしているが、霊姿は全く見えない。　二人とも精神を集中しすぎて、疲れ切ってしまった。

　　　　チサに、いつも、幽霊になってくれ（姿を見せてくれ）とお願いしているが、霊が霊姿や幽霊になって人前に出るには、大変な努力とか修練が必要になるようだ。　実際に、霊に対して、「幽霊になってくれ」とお願いし、その過程を眼にしたら、それが大変困難である事が分かった。　チサには悪いことをお願いしてしまった。

　　　　（思いつき）　霊の原型は、太い尻尾つきの球形で、人魂に似ている。

　　　尻尾の先だけを「点」か「矢印」にしてくれると助かる。

　　　それがあれば、それをパソコンのライトペンのように使って、霊とのコミュニケーションが出来るはずだ。

　図　　　　　幽霊のパソコン・ライトペン

霊３１２－２　無関係な霊がやって来た　上品な霊

０９．０９．０４．

　　　　チサを呼び出したら、すぐにチサはやってきた。　チサを体内に取り入れた。　でも、まだ霊が目の前に居る。　あれーーーー、誰だろう。　まあ良い。　話しているうちに分かるかもしれない。　

　　　　相手を忘れても、何時間でも相手を知っているように振舞うのは私の得意技だ。　実際には、得意技ではなく、私の最大の能力欠陥なのだ。　一種の病気なのだ。　特に年１回か２回しか合わない商業学会とかＯＡ学会などの先生方は、特別な関係が出来ない限り、すぐに忘れてしまう。　そんな人が、多くいる。

　　　　この霊と話しているうちに、雰囲気で分かり始めた。　そうだ、あの、物静かな霊だ。　今までに２回か３回は合っている。　その度ごとに、何も言わないで消えている、あの霊らしい。　今日は、こちらから積極的に質問した。　そして、質問への回答の仕方も指示した。

　　　「そうです」　は　「今のように、私に近づいてください」。

　　　「違います」　　は　「私から離れてください」。

　　　「それではテストしましょう」。　「そうです」　としてください。

　　　　　　私の肌が感じた。

　　　「違います」　をしてください。

　　　　　　私の肌は何も感じない。

　　　　これは素質の良い霊だ。　いくつも質問して、「そうです」と「違います」を練習させた。　さいごに、「あなたは人間をしていた時、女性でしたか。」　という質問に対して　「そうです」　が戻ってきた。　続けて、「あなたは人間をしていた時、男性でしたか。」　と質問した。　「違います」がちゃんと伝わってきた。　これはすごい。　多分、他界したばかりで、人間界の知識がまだ残っているようだ。　この女性に「お嬢様」という名前を付けてあげた。　それ以来、このお嬢様は私の前に現れない。

霊３３１　朝の７時から８時半までの霊時間

０９．０８．３０．

（１）　朝７時から８時までは必ず失神している

　　　　この半年間、朝の７時５分から、８時２０分の間は、常に気を失っていた。　一番早く気を失う時刻が６時５５分くらいに早まり、７時の目覚ましが聞けない事も時にはある。　また、一番遅く気を失う時刻が７時２０分くらいになる事も時にはある。

　　　　一番早く失神から目覚める時刻が８時１０分くらいになる事も時にはある。　また、一番遅く失神から目覚める時刻が８時２５分になる事も時にはある。

　　　　ようするに、　失神開始は　　　　　７時　５分　~　７時２０分

　　　　　　　　　　　　失神終了は　　　　　８時１０分　~　８時２５分

となっている。　最初のころは、こんなに規則的とは思いもしなかったので、単に疲れているのだろうとしか思わなかった。

（２）　必死に失神しない努力をする

　　　この１ヶ月間は、この規則性に気付き、考えた。　結論が出た。　この時間帯には、霊が私の体の中か、周りに集まって会議をしたり、打ち合わせをしたり、遊んでいるに違いない。　「霊のアキ」も参加するから、「人間のアキ」が失神しているのかもしれない。

　　　この１ヶ月間は、この結論を確認するために、朝７時前に目が覚めたら、必死になって目を覚まして居る努力をしてきた。　でも、知らないうちに失神している。　朝７時半ころに目が覚めることもある。　やはり、すぐに失神してしまう。　

　　　朝８時ころに失神から回復することもある。　でも、８時２０分までは、ベッドから立ち上がる気持ちが起きない。　

　　　　７時から８時半の間に、眼が覚めてトイレに行きたくなる事もある。　真夜中にトイレに行くのと同じように、体がフラフラになっており、壁伝いでないとトイレに行けない。

　　　　今朝は、６時５５分に目覚めた。　７時の目覚ましがなった。　まだ失神していない。　周りが騒がしくなってきた。　何かしているようだ。　でも、その内容は分からない。　何回も胸が圧迫されて息苦しくなる。　これは体脱の前兆だ。　何回も呼吸をしていないことに気づく。　これは体脱中だ。　必死になって、失神しないように、根性で頑張った。　そして、集まっている霊に話しかけた。　「いつも私を仲間外れにして、何かをしているようだけど、なんで私を仲間外れにするの？」、「今日は、何があっても目を覚ましているから。」。

　　　　とうとう７時４５分まで頑張りぬいた。　体が楽になった。　でも、まだ、１－２割は失神している感じた。　失神しないように、常に、チサとアキに話しかけていた。　ろれつが回らない。　体が自由になった。　８時２０分になっていた。　でも、何となく体がダルい。　いつもなら、このまま寝込んで１０時に起きるのだろう。　今日はちがう。　この事実を忘れないうちに記録しておかないと置けない。　それで、今、記録し終わった。　８時５５分だ。

霊３３３　チサは人間の心を取り戻しつつある

０９．０９．０１．

　　　　この頃、チサは穏やかになって来た。　なんやら企てている感じはあるものの、切羽詰まった雰囲気はない。　今日は夜の２２時５０分から２３時２２分まで、３０分も居てくれた。　途中で消えそうになっても、「ちょっと待って」　と言えば待っていてくれる。　「ﾋﾟﾀｰっとしてくれる？」　と頼むと、私の体にピターっと寄り添ってもくれる。　

チサが人間の心を取り戻しつつある現象を紹介しよう。

①　時々忘れるものの、毎日、治療と検査のために来るようになった。　アキのおかげで、応急処置でなく、本格的な治療がなされているようだ。　アキの心から、人間の心をコピーし、チサから削り取られてしまっている「人間の心」を、チサに移殖しているようだ。　思いやりの心、率直さ、なんかが戻ってきているようだ。

②　他人の意見を聞くようになった。　これまでは、自分ひとりで変な考えを作り上げ、自分の微力さを理解せずに大戦争を引き起こし、殺されても殺されても、反省をしなかった。　このごろは、私の独り言が奏功しているのかもしれない。　１日中、元大学教授の、私の講義を聞かされていれば、少しは知恵も付いてくるのだろう。　楽して成果の上がる方法を少しは考えるようになって来たようだ。

③　私が夫であった事も、思い出しはしないが、そういう事実があったと、理解はし始めているようだ。　チサは両親でさえ他界して１週間で忘れてしまったのだから、夫の私を思い出させるのに、１年くらいかかってもしょうがないかもしれない。　この頃は、私の事を　「誰だか知らないけれど、親切なおじさん」　から少しだけ昇格して　「昔から知り合っていたような気がする、信用できそうなおじさん」　になってきたようだ。　だから、「呼ばれたから来る」　のではなく、「来る気になって来る」　ようになった。　そのうちに、この船が自分の家であることも思い出すかもしれない。

④　船に来た時も、今までは長くても５分くらいしかいなかったが、今日は、治療を含めて、３０分も居た。　

　　　　うまくすれば、あと、３週間か１ヶ月で、「人間の心」　や　「人間の時の記憶」　の多くを取り戻すことが出来るかもしれない。

霊３３６－１　他界して１１カ月（１）

０９．０９．０４．

　　　　９月４日。　風がブンブンと吹きまくる。　時々、雨も降る。　今日はチサは来れないな。

　　　　９月５日。　風は吹くけれど、雨は降らない。　今日はチサを呼んで、本格的な治療をさせないといけない。　１日中、チサに向かって、独り言を言い続けた。　夜、１１時ころから呼び出した。　チサはすぐにやってきた。　ちょっとだけ挨拶をして、今日は長時間治療をしてくるよう、指示した。　「よおおし、これで治療は完了。　もう出て良いよ」とアキに言われるまでは出てきてはだめ、と、念押ししておいた。　すぐに体内に取り入れた。　

　　　　チサは体内に入った。　はずなのに、まだ目の前に居る？。　またまた、別の霊が来ている。　この詳細は「霊３１２－２　無関係な霊がやってきた」を参照されたい。　チサは２０分移住かけて治療してもらった。　私が別の霊と話している時も、じっと我慢してくれていた。　私に「おやすみなさい」を言うためだろう。　ずいぶん、人間的になってきた。

　　　　９月６日。　呼び続けたのに、一度も出てこない。　なぜだ。

　　　　９月７日。　自転車での南部一周の開始。　本島、最南端の大度（おおと）海岸の民宿で、③で呼び出し。　うまく行った。　

　　　　９月８日。　久高島（くだかじま）で、②で呼び出したら、すぐに来た。　多分、私の行き先を予想はしていたのだろう。　チサが帰った後に、なんと「神の国」に住み着いている霊が私に助けを求めてきた。　詳細は「霊３４０　久高島の霊が泣いていた」　をお読みください。

　　　　９月９日。　これは不思議な現象だ。　自転車の調子が良くないので、南部一周を中断して船に帰ってきた。　夜、こちらから呼び出しもしないのに、チサの方からやってきて、私にペターとくっついて来た。　「霊アキ」に強くお願いしたとおり、「チサとアキは結婚していた記憶」を最優先に回復してくれたようだ。　その次にびっくりしたのは、久高島の霊が、宜野湾の船まで来た事だ。　詳細は「霊３４０－２　高久島の霊が宜野湾マリーナまでやってきた」を読まれたい。

　　　　９月１０日。　２３時ころにチサを呼んだら、すぐにやってきた。　気持ち悪いくらい素直になってきた。　すぐに治療に行かせた。　同時に、また、高久島の霊が１０人以上、ドサドサとやって来た。　品性の無い奴らだ。　詳細は、「霊３４０－３　品性の無い高久島の霊たち」　を読まれたい。

　　　　９月１１日。　２３時ころ、チサを呼び出した。　今夜も素直にやって来た。　高久島の霊たちは、チサにぶら下がって、ついて来た。　詳細は「霊３４０－４」をお読みください。

　　　　９月１２日。　２３時ころ、チサを呼び出した。　すぐにやって来た。　この頃、チサは素直だ。　チサを体の中に入れたら、船の外に何人かの霊が居ることに気付いた。　久高島の霊だろう。　招き入れた。　詳細は　「霊３４０－５　久高島の具体策の例」をお読みください。

　　　　９月１３日。　２３時半ころ、チサを呼び出した。　なかなか来ない。　２０分くらいかかった。　５０メートルくらい先に、チサを感じた。　呼んでも気づかない。　気づいて、数メートルも歩くと、へたって座り込んでしまう。　何回も座り込んで、ようやく目の前に到着したが、弱っている。　１週間ほど前に、何か企だてているな、と、感じたが、やはり、何かしているんだ。　また、他の霊にやられたようだ。　本当に懲りないチサだ。　すぐに体に入れてやった。

　　　　久高島の霊はやって来なかった。　３回ほど呼び出したが、疲れて爆睡してしまった。　眼が覚めたのは、翌朝の７時３０分だった。　７時台に目が覚めるなんて、半年ぶりだ。　霊の会議は無かったのかもしれない。

霊３３６－２　他界して１１カ月（２）

０９．０９．１４．

　　　　９月１４日。　夜の１２時過ぎにチサを呼び出しを始めた。　チサも治療は楽しくないようだから、最初は２０分くらいはチサが喜ぶ話をしてあげた。　そして、具体的に「チサ、こっちにおいで」　と話しかけたら、数秒で来てくれた。　

　　　　本当に素直になって来た。　昨日は、チサに頼んだ。　帰る時の「お休みなさいのキス」ではなく、ここに来た時の　「只今のキス」　をして、と。　それだからかどうかわからないが、ここに来た時には、５回も６回もキスをしてくれた。

　　　　キスをされていながら、ふと、疑問を感じた。　ちょっと、チサのキスとは違うな。　ひょっとすると、久高島の何人かの霊がやって来て、挨拶をしているのかもしれない。　一番先のキスだけがチサのキスで、その後のキスは久高島の霊の挨拶だったかもしれない。　それにしては、ふんわりとして優しい感じだった。

　　　　見たい時に霊を見ることが出来ない。　こんな時には本当に困る。　早く、常に霊が見えるようにならないと困る。　霊の声も聞けるようにならないと困る。　でも、その方法が全く分からない。

　　　　すぐに治療に取り掛かった。　一度だけ　「おーーーーい、久高島の霊の諸君、来て良いよ」と言ったまま、私はすぐに爆睡。

　　　　９月１５日。　２２時ころからチサを呼び始めた。　全く来ない。　疲れて眠ってしまった。　０時半に目が覚めた。　また呼び出した。　やはり、来ない。　どうしたのか。　翌朝、９時半にトイレに行った。　チサが表れた。　５秒くらい周りに居た。　トイレの臭い中に来なくても良いのにと思ったが、霊には体が無いから、匂わないのだろう。

　　　　ベッドに入ってチサを呼んだ。　もう来ない。　チサを呼び出している最中に、アキが体脱して、チサを探しに行った。　体脱すると、呼吸が少しだけ苦しくなる。　今回は呼吸が苦しかったから、数秒で戻って来たようだ。　チサは連れて来ない。　

　　　疑問点：

　　　　　　トイレの５秒間で応急手当は済んだようだ

　　　　　　チサの呼び出し手順の中に、無我の境地になるための手順があるようだ

　　　　本当に不思議な現象がたびたび発生する。

　　　　９月１６日。　朝からチサを呼び続けた。　遠くの方からチサがこっちを見ている感じだ。　生きているようだから、まあ、良いだろう。　本部半島一周の自転車旅行に出発した。　名護までは、自転車は路線便で、私はバスだ。　バスに乗っている区間は、前回、チサがついてこれなかった区間だ。　それで、詳細に道路情報をチサに送り続けた。　そして、新しい実験として、動いているバスにチサは飛び移れるかを調べた。　チサは来てくれない。　こんなばからしい実験は無視したのかもしれない。

　　　　９月１７日。　本部半島の北東側の運天（うんてん）港から出発するフェリーに乗って、沖縄県最北端の島　伊平屋島に渡った。　伊平屋島の南端に、長い橋でつながっている、さらに小さなの島の野甫（のほ）島の民宿に泊まった。　１１時頃に、チサを呼び出した。　「沖縄本島の一番北の辺戸岬から西を見ると、群島が見れる。　上から見ると、大きな島が２つある。　丸い島と、長い島だ。　今居るのは、長い島の方だ。　長い島を南に行くと橋がある。　その橋を渡りきったところを右に曲がると、左手に「民宿のほ」がある。　そこに居る。」

　　　　でも来ない。　アキを体脱させて呼びに行かせた。　体脱して０．５秒後にはチサを連れてきた。　チサを感じ終わったら、突然大人数の霊が現れた。　チサが釣れてきた霊に相違ない。　４０人位の霊は「こまった、助けて」と言い続ける　この詳細は　「霊３５０」を読まれたい。

　　　　０９月１８日。　久高島の時と同じように、現地の人の話を聞いた。　そのうえで、調査場所を数か所決めて、午前中に全てを調べた。　なんと、３か所目で、霊が困っていた場所を見つけ出した。　私の霊能力と直感力がこれほどとぎすまされている事に、自分でもびっくりした。

　　　夜、チサを呼んだ。　すぐにやってきた。　後ろに、１０人くらいの霊もついて来た。　チサは全てを見ているから分かって入ると思うが、説明した。　霊も理解できたようだ。　みんな、私にペタッとくっついて来た。　

　　　　９月１９日。　　伊平屋島から本部半島に戻ってきた。　今度は、本当の東側にある世勝半島に向かった。　前回の旅行だったら３日か４日かかるところを１日で通り抜けてきた。　民宿に泊まった。　チサを呼ぼうとしたが、ここが何処だかわからない。　与勝半島の付け根くらいだと思うが、道路の名前も、民宿の名前も分からない。　それではチサも来れないだろう。

　　　　地図を開いた。　道路整備が全くされていない　うるま市　だった。　１本の国道に、２つの国道番号が付けられている。　１つの国道は旧道とバイパスに同じ番号が付けられている。　変形交差点に高速の出口がついている。　空からチサは来るはずで、進行方向を１０度も間違えると、わけが分からなくなってしまうような場所だ。　こまった。

　　　　「おーーーーい、チサ、ここにきて地図を見て。」と言おうとした。　でも考えてみると、ここへの道順がチサには分からないから、ここに来ること自体が不可能だ。　しょうがない、アキに頼んで、チサを迎えに行ってもらうか。　間もなく、アキがチサを連れてきた。

　　　　９月２０日。　　与勝半島の先端にある津堅島に渡った。　島の中心部にあるビーチを散歩している時に、御嶽（うたき：沖縄のユタの礼拝所）を見つけた。　ちゃんと整備してある。　御嶽の境内に入った途端、３－４人の霊が出迎えてくれた。　その後に二人くらいの霊も出迎えてくれた。　真昼間に霊と対面するのは、伊平屋島に続いて２回目だ。　霊とのお話の内容は「霊３５３」を読まれたい。

　　　　９月２１日。　津堅島にあるその他の３つの御嶽をめぐった。　みんなみじめな状態で放置され、霊を呼び出しても、誰も出てこなかった。　かわいそうに。

　　　　９月２２日。　　沖縄本島の自転車での完全一周、最後の日だ。　朝１０時に、津堅島からフェリーに乗り、与勝半島に戻った。　半島を縦断し、県道７５号、国道３３０号を乗り継いで、午後４時ころに、一気に宜野湾マリーナに帰りついた。　全部で６時間の旅だった。　明日からは、数日は体を休め、いくつかの島の霊たちが満足できるように、色々と考えて、対処してあげよう。　夜、チサを呼び出すが、全く反応はない。

　　　　９月２３日。　今夜もチサの反応はない。　チサは何をしているのかな？

霊３３６－３　　他界して１１カ月（３）

０９．０９．２４．　

　　　　９月２４日。　あと１０日で、チサが他界して１年になってしまう。　チサが他界した頃に、いくつかの事を心に決めた。

・　　チサの霊を見失わないで、徹底的に追いかけ続けるぞ

・　　１-２年は霊になったチサを守り抜く

・　　チサを私の体の中に取り込む

・　　チサと一緒の生活をしよう

　　　　そのために必要になるのは、自分も霊能力を身につけることだ。　難行苦行なんかはしたくない。　楽して楽しい修行を考えた。　エンジニアらしく、学者らしく、教育者らしく、そして、エコロジストらしく、新しい修行の方法を考え出した。　そのおかげで、いくつかの霊能力も身についた。　この１年間は、本当に楽しかった。　ここ１週間くらい、チサは出てこない。　どこで、何をしているのだろうか。　私もそろそろ、「妻離れ」、「子離れ」、「霊妻離れ」、など、一連の「チサ離れ」が必要な時期に来たのかもしれない。　

　　　　９月２５日。　　朝からチサを呼び出していたが、全く来ない。　昼前に、最後の手段で、「霊のアキ」にチサを引っ張って来させることにした。　アキはすぐに連れて来てくれた。　夜、チサの方からやってきた。　１週間近く来なかったので、悪いと思ったのだろう。　少しずつ、人間の心が働き始めたようだ。　チサに人間の心を移植する方法は、「霊のアキ」の心の一部をコピーしてチサに張り付けているはずだ。　でも、具体的には、どうやっているのだろうか。　不思議で理解できないけれど、チサの心は充実してき始めた。　詳細は　「霊３５７　チサは元気だった」を参照ください。

　　　　９月２６日。　　坂本政道監訳、ブルース・モーエン『死後探索マニュアル』ハート出版、平成２１年２月。　という本を読み始めた。　４７８ページの厚い本だが、まだ５０ページ位しか読んでいない。　最初は「うさんくさい」と感じたが、具体的な作業内容や作業手順などのマニュアル部分は、私が独自で考えあげてきた内容と酷似している。　著者が困ったこととか、間違えていた事なんかも書いてあるが、その多くは、私も同じ経験をしている。　それで、この本の内容を、私の経験から評価しながら、紹介する。　この本の値段は２８００円と高額だが、良い本のようなので、実際に買って読んでください。　

　　　　チサはどうしているか。　　本当に素直になってきた。　数日前に、アキにたのんだ。　チサの心のうち、「ホスピタリティー」とか「もてなしの心」などの人間の心の部分を早急に補修してくださいと。　夜の１０時ころ、チサを呼び始めた。　始めた途端、チサは目の前に居た。　「チサの戦争」終結以降、こんな出現の仕方は初めてだ。　「アキに呼ばれたら、すぐに行ってあげないと可哀そうなんだな」　という思いがチサの心の中にコピペされたらしい。　

　　　　すぐに私の体内に入り、治療を受けた。　出てきたのは１０分後くらいだった。　真面目に治療を受ける気持ちも強くなってきたのかもしれない。

　　　　９月２７日。　　『死後探索マニュアル』に書かれている方法でチサを呼び出そうとした。　午前中に１回、午後に１回、そして、夜に１回、試みた。　午前と午後は、あと一歩まで迫ったが、失敗。　夜は、チサを呼ぶモードではなく、アキに体脱させるモードに変わり始めたので、中止した。　何らかの反応はあったから、最初の試行としては成功かもしれない。　チサを呼ぶモードとアキを体脱させるモードは、根っこで繋がっているのかもしれない。

　　　　９月２８日。　　朝、ベッドの中でチサを呼び出そうとしたが、チサは出てこなかった。　独り言で、チサにお説教した。　「毎日来なさい。　体に入りなさい。　アキに治療と検査をしてもらいなさい。　アキが良いと言うまで逃げないように。」。　これまでに、これを何回言った事やら。　チサは忘れるのではなく、真っ暗な霊界で生活しているために、太陽の動きを見ないのかもしれない。　夜、１２時ころに呼び出した。　間もなくやってきた。

　　　　９月２９日。　昨日、『死後探索マニュアル』に書かれていた、音声起動型のICレコーダーを購入した。　一晩中充電をしたたけれど、全く充電してくれない。　

　　　　９月３０日。　　昨晩から一夜別の方法で充電したが、充電してくれなかった。　夜の間の「霊のアキ」の行動や、朝７時からの８時間半までの霊たちの行動を調べることがなかなかできない。　夜１０時ころ、ベッドの上でチサに向かって独り言をしゃべっていた。　突然チサがやってきた。　チサが居なくなったら、悪意を持っているような感じの霊がやってきた。　詳細は「霊３６２」を参照ください。

　　　　１０月１日。　早速、ＩＣレコーダーを使って、記録をとった。　夜１０時２０分、チサに独り言を言っていたら、突然にチサモードになってしまった。　すぐにチサがやってきた。　逃げそうだったので、すぐに体内に入れて治療させた。　が、突然体脱モードに切り替わった。　アキはすぐに体脱して、すぐに戻ってきた。　何で体脱したのか分からない。　この録音の後からが、寝ている間の私の行動が分かるはずだ。　この詳細は「霊３６３　寝ている時の霊活動」　を読まれたい。

　　　　１０月２日。　　チサはやって来なかった。　チサの悪い病気（「すぐに忘れる」）なのだろう。　心配で夜の３時まで眠れなかった。　寝たら寝たらで、今度は、朝７時から８時半の間の、寝ている時の霊活動がある。　ＩＣレコーダーをセットしてあるので、前日に示した「霊３６３　寝ている時の霊活動」の続きを読まれたい。

　　　　１０月３日。　　チサはやって来ない。　何故だ。　本当は思い当たる節があるのです。　チサの記憶を目覚めさせる儀式を手抜きしていたのです。　それは、チサとの楽しい思い出をチサに語る事なのです。　この儀式をしたら、すぐにチサがやってきた。　ピターっと私にくっついて来た。　でも２日分の治療が先だ。　