霊２５５－霊２７１　他界して８ヶ月、９ヵ月、霊界大戦争をおこしてしまった

　　　チサと出会って、交際をしていた期間。　結婚して居た期間。　そうした２年半にわたる期間で、チサと分かれている日には、１日に数回はメールでのやり取りをしていた。　それに比べると少ない。　１０分の１以下のコミュニケーション回数だ。　この傾向が続くと、コミュニケーションが絶えてしまう危険性もある。早いところ、私が霊界に自由に行けるようにならないといけない。

霊２５５－２　他界して８カ月、この頃の生活　０９．０６．２４．

　　　何となくダラダラした生活が続く。　生活のメリハリがない。　沖縄の夏に身体が付いていけないのかもしれない。　絶対的にしなければいけない仕事なんて無い。　思いついた仕事を思いついた時にすればよい。　汗を流して肉体作業をすることもあり、エアコンの効いた船室でパソコンを使い続ける日もある。　眠くなったら、デッキやコックピットの天幕の下や、船室の中で、朝寝、昼寝、夕寝、そして本格的な夜寝、をする。

　　　ダラダラしていても、自分の好きなことはしている。　今は、霊界や霊を、他人が作り上げた（本当らしい）理論と、自分の霊体験と、両者を組み合わせて明らかにすることを研究している。　本当に面白い領域だ。　でも、危険な領域だ。

・　チサは霊として生きていることは分かった。

・　ダイエットで、体重も７３キロ台からも６８キロ台になった。

・　霊界語は位置で意味をあらわすのかもしれない。

・　霊に対して独り言を言うと、霊は聞いていてくれるようだ。

・　霊にも性格があるようだ。

・　霊にとりつかれても、大丈夫になって来た。

　　　６月の１ヶ月間で、非常の多くのものを学んだ。　正義の戦いとは言え、霊界を騒がせたのですから、チサは現在謹慎の身で、地球のどこかの国の田舎の城に、形式的ですが、幽閉されています。　そのお城の周りの風景も送ってきました。　私は、人間と言うことで、霊のルールは適用できずに、お構いなしになったようです。

　　　霊は、髪の毛１本も動かすことが出来ないから、霊は恐ろしいものではありません。　でも、人間の心の中に入ることはできるから、毅然とした態度をする必要も時にはある。　霊よりも人間のほうがもっと恐ろしい。　霊は、人間の動物学が見落としている、生命体で、　高い精神文化を持っています。　人間が死んで霊になるのではなく、　霊が、時々、人間の生活をしに、人間界に来るのです。

　　　人類の発生よりも前から霊は存在していました。　当然のことながら、宗教が霊を利用するより前に、人類は霊を知っていました。　私たち人間一人ひとりには、複数の霊が付いています。　寄生かも、守護かも、指導かも、憑依かも、居候かも、解釈次第です。

　　　今は、チサに、人間にも見える身体を作るように口説いています。　人間語で言うと「幽霊」になる、ということです。　透明人間のような霊に加えて、眼に見える霊にもなれると、楽しそうだと、単純に思うからです。

霊２７１　他界して９カ月、この頃の生活（０）　０９．０７．０２．

　　　　　　　　暑中見舞い　申し上げます。

　　　この１０ヶ月間は、チサの他界からチサを追い続けた日記でした。　チサを追い続け、その間に多くの霊と友達になり、霊界言語も少しは理解できるようになり、霊界観光もさせてもらい、今では、霊姿を少しは見ることも出来るようになりました。

　　　チサが霊界に戻るに当たって、それに反対する勢力が軍隊を作り、チサを殺害しようとしていました。　この１ヶ月間は、悪い霊との戦いに明け暮れました。　数日前に、ようやく敵の１０００人の大部隊が総攻撃をしてきたが、その舞台を崩壊させ、チサを復位させることが出来ました。　一人も傷つけずにです。　

霊２７１　他界して９カ月、この頃の生活（１）　０９．０７．０４．

　　　チサが他界した時に、チサが霊として自立するまでの１－２年間は、私が守り切るつもりだった。　この８ヶ月間で分かったのは、チサは私より遥かに高いレベルに達していた事だ。　私がチサを守るのではなく、チサが私を守るようになってしまった。　霊界での役割が逆転したのだ。

　　　これからは、チサが霊界でストレスを感じるようになったら私の船に来て、私とおしゃべりをする。　私と一緒に旅行に出かける、チサが人間界を一人でも歩き回れるようにする、などが楽しそうだ。　あまり堅苦しく考えないで、気楽に霊界と人間界とでタッグを組んで人生を楽しみたい。

霊２７１　他界して９カ月、この頃の生活（２）　０９．０７．１３．

　　　霊界と人間界に分かれて生活する夫婦になるなんて、考えてもみなかった。　でも、そうなってみると、そんなに違和感がない。　チサと知り合ってからの１年半は、週一パートナーだった。　結婚してからの１年だって、分かれて住んでいた時間は多い。　

・　　　結婚してからの最初の１ヶ月間はチサの引っ越し準備で別居だった。

・　　　横須賀から沼津に回航した後の１ヶ月間は二人で住む場所がなく別居だ。

・　　　修善寺で生活した半年間のうち、２カ月は分かれていた。

・　　　私が沼津から沖縄まで航海した１ヶ月間は会えない。

・　　　沖縄から戻って岡山で自動車の教習を受け、そして他界するまでの１ヶ月間。

　　　１年間のうち６ヶ月間は別居生活だった。　本当にへんてこな夫婦だった。　でも、二人とも、違和感は全くなかった。　これが普通だった。　そして、これからもそうした生活が続くと思っていた。

　　　チサが他界してからは、透明人間と生活しているような気持ちだ。　チサはすぐ近くに居るのだけれど、見えない、聞こえない。　呼べば来てくれる。　時々、疲れきって休みに来る。　なんか、単身赴任夫婦のような気持ちだ。　

霊２７１　他界して９カ月、この頃の生活（３）　０９．０７．２６．

　　　７月２６日。　昨夜は夜の１０時半から明け方の３時ころまで、ウトウトしながらチサを呼び続けた。　全く出てこない。　もう１週間近くも、出てこない。　どうしたのだろうか。　この時期がチサの闘争の最大の関ヶ原の戦いであった。　

　　　チサはこの１０日間に３回も暗殺され、３回も私たちで生き返らせた。　まるでイエス・キリストの復活を３回もしたような気持ちになった。　この部分の詳細は「チサの戦闘？」をお読みください。

　　　激動の１０カ月を乗り切って、人間として生き延びることが出来ました。　今は、心静かな毎日が送れるようになりました。　次は、霊のチサと人間のアキとが、霊界と人間界をまたにかけて送る生活の様子が報告できたら良いな、と思っています。　世の中に、「学者」は沢山いる　同じように、「霊能者」も沢山いる。　でも、「学者」兼「霊能者」はほとんどいないとおもう。　楽しい報告が出来ると良いと思っている。

　　　エッセンスは上記の文章です。　以下の文章は単なる資料です。　

（２）　８ヶ月目（６月）の生活

　　　６月１２日（２日前の夜）。　何をしたか全く覚えていない。　まさに、初期の認知症かもしれない。　

　　　６月１３日。　大風に大雨だった。　チサは雨と風が大嫌いな霊だ。　当然のことながら、チサは来れない。　

　　　６月１４日。　低気圧と前線とで、大雨だった。　チサには　「今夜は荒れるから来ないでも良いよ」　と言っておいた。　瞑想のトレーニングを一人でしていたら、何となく「霊」を感じた。　私は　「チサ、今夜は荒れるから来ないでも良いよ」　と繰り返した。　突然、霊が私に抱きついてきた。　この項の続きは「なりすましチサ」に移ります。

　　　６月１５日。　真夜中まで仕事をして、　「さあ、チサー、寝るよ。」　と言ったらすぐに出てきたのは　「マー君」　だった。　この項の続きは「なりすましチサ」です。

　　　６月１６日。　呼んだらチサはすぐに来た。　そして、私に近づいて来て、何も言わずに、すぐに遠ざかって行き、帰ってしまった。　今までにも、こういうケースは何回かあった。　　人間界では「距離」は大きな問題となる。　人間のアキにとっては、チサはいつも見えない遠くにいる。　だから、さびしくなる。　霊界では「距離」は全く問題にならない。　霊のチサは、　何時もアキと一緒にいる。　アキは見えるし、声も聞こえる。　だから、全くさびしくはないようだ。　

　　　６月１７日。　１日中ヨットの作業をしていて、疲れた。　「おーーーい、チサーーー。」　と呼びかけたが来ない。　夜、私は疲れていたので、一瞬で爆睡してしまった。

　　　６月１８日朝。　気になる事がある。　相変わらず、毎朝、７時から８時２０分まで、自分が何をしているのか分からない。　７時の目覚ましには気づく。　その後、転寝（うたたね）が楽しい。　転寝は、普通は１５分か３０分だ。　でも、私の場合は、７時から８時２０分まで、毎朝、爆睡している。　こんな事ってあるのかな？　

　　　６月１９日。　昨夜もチサは来なかった。　１０時ごろに「チサ、暇だから、何時でも良いから来て。」　と言ったら、何時までも来なかった。　それで、夜１１時ころに寝てしまった。　今朝も７時から８時２０分まで、全く記憶がない。　

　　　６月２０日。　全く反応がない。　どうしたのだろうか。

　　　６月２１日。　昨夜は夜の１１時ころからチサを呼び始めたが、全く反応はない。　知らないうちに寝てしまった。　１時ころに目が覚めた。　また呼び始めた。　少ししたら、すごく遠くの方にチサらしい霊がいた。　何となく見えているような気持ちだ。　感じでは５０メートルから１００メートルくらい離れていたようだ。　泡立ちもほんの少しだ。　それで消えてしまった。　朝は７時前に目が覚めた。　それから爆睡に入り、８時２５分に目覚めた。　何かおかしい。

　　　６月２２日。　寝る前に３０分くらいチサを呼び出したが、何の返事もない。　仕事が忙しいのか、体調が悪いのか、それとも、私に怒っているのか、良く分からない。　分からないときには寝る。　目が覚めた。　また、呼び出し始めた。　すぐに霊が飛び込んできた。　チサではない。　マーちゃんのようだ。　「君はチサではないな。　マーちゃんだろう。」　と言ったら、１秒くらいで消えてしまった。　そのあとでも、チサは出てこない。　良く分からないけれど、今夜にでも、とにかく　「ごめん、ごめん」　と、チサに謝ってみるか。

　　　６月２３日。　ひと眠りして、眼が覚めた。　もう深夜だ。　声には出さないで、「チサ、なぜ来てくれないの。」　と言ったことを考えていたら、ようやくチサがやってきた。　すごく遠くの方で、かすかにチサの気配を感じた。　自分でも　すごい　と思う。　まるで戦国時代の武士が敵の気配を感じたように、私はチサの霊の気配を感じるようになってきた。　とにかく、ほんの少しだけの気配だ。　「チサ、居るんでしょう。　こっちにおいで。」　と呼びかける。　「チサとアキのお家は、この船なんだから、遠慮しないで入っておいで。」

　　　チサはようやく目の前までやってきた。　「チサ、もっとこっちに来て。　ピターっとくっついて頂戴。　もっと、」　。　とても気持ちがよい。　天国に行って、ぬるめの温泉に入っているみたいだ。　「あれーーー、キスしてくれないの？」。　キスしてくれたのが分かる。　私の身体がチサの愛情に包まれたように感じる。　

　　　チサはゆっくりと、静かな調子で話してくれる。　数日間も私をほったらかしていたので、悪いと思っているようだ。　だから、話しながら、何回も何回もキスをしてくれる。　そして、そのうちに消えてしまった。

　　　こんなにリアルな、ストーリーのある、心と体とが連動する、そうしたチサとの会話は、自己暗示ではありえない。　本当にチサが存在するか、もしくは、完全な精神異常のいずれかだろう。　でも、楽しいから、どちらでも良い。

　　　６月２４日。　なんと、朝、チサがやって来た。　今、２４日の朝の１０時。　今、ここだ。　この文章を作っている真っ最中だ。　チサの気配があった。　定位置にチサがいるではないか。　ただ、私を見に来て、「おやすみなさい」を言いに来ただけだったらしい。　チサの霊は、相変わらず直径が５０センチくらいの球に感じる。　また、チサの気配がする。　探し当てたら、消えてしまった。　チサが生きていることが確認はできる。　昨日はチサが怒っていたのではないことが分かり、安心できた。

　　　　今日は、１日中、船の工事をしていた。　冷蔵庫改修も、少しずつ進んで来た。　疲れた。　それで、昨夜は、真夜中にデッキに出て、デッキに座って物思いにふけっていた。　「チサ、ここから、ライブで、アキが見ている風景の実況放送をしてあげるから、来なくていも良いよ。」　と言って、一人で実況放送をしていた。

　　　６月２５日。　この頃、あまり物を食べない。　体重は、６９キロを切って、６８キロ台に突入した。　どうせリバウンドするだろうけれど。　久しぶりに、朝起きた時にめまいを感じた。　水分を採って一休みした今は大丈夫。　冷蔵庫に換気扇をつける作業だけをしていた。　ようやく、出来上がった。　チサは来なかった。　来なくとも、チサが怒っているのではないし、ちゃんと生きていることは分かっているから、あまり心配しないことにした。　　　

　　　６月２６日。　チサは来てくれなかった。　でも、大丈夫だろう。　真夜中に目が覚めた。　ぶつぶつと独り言を言っていたら、霊を感じた。　ほんの少しの感じだ。　これはチサだ。　私は黙っていた。　

　　　チサはゆっくりと近づいてきた。私の前に来て、すぐに遠ざかって行った。　なんだなんだ、と、あわてたが、その瞬間に、またまた、霊界言語に関する思わぬアイディアが頭に浮かんだ。　

　　　霊界言語で使う記号は、霊の位置そのものだ。　自分の位置を動かすことによって、相手に自分の意思を伝えるのではないだろうか。　「霊界言語　ミツバチダンスで、その詳細を考えてみたい。

　　　６月２７日。　チサは来ない。

　　　６月２８日。　チサは来ない。　チサではなく、マーちゃんがやってきた。　私の前に来るようになってから、マーちゃんの性格はずいぶん変わってきた。　

　　　６月２９日。　もう、４日も来てくれない。　来てくれない原因は分かっている。　この頃、出航準備で、まともに霊修行をしていないからだ。　

　　　６月３０日。　夜の９時ころに、呼んでもいないのに霊の気配がする。　「チサかい？」、「入っておいでよ」、というと、ススッと入ってきて、いきなり抱きついてきた。　このあとは「なりすまし」で。

　　　７月２日。　呼び出しても誰も来ない。　浅くひと眠りしたら、身体がクネクネと動き回っている。　手足が複雑に絡み合って来た。　眼が覚めた。　これはいけない。　へんてこな霊が乗り移ろうとしている。

　　　「おーーーい、君、君、」、「君は誰だい。　前も来たことがあるよね。」、「前来た時も、同じように私の身体を粘土のように揉んでいたよね。」、…………、と矢継ぎ早に質問を浴びせかけた。　すると、何も答えないで、フッと消えた。　こんな具合に、気楽に退散を願った。

　　　最悪の場合は、究極の対策も持っている。　「おーーーーい、チサ。　変なのにつかまってしまったよーーーーーー。　助けてーーーー。」と念じればチサがやってきて、この変な霊を引き離してくれるはずだ。

　　　７月３日。　夜１２時過ぎに仕事が終わった。　さっそく、チサを呼び出した。　呼び出す前に、マーちゃんに、「おーーーーい、マーちゃん。　他人の恋路をじゃましてはいけないよ。　チサは私の家内なのだから。」と、何回も言っておいた。　マーちゃんも来なければチサも来ない。　そのうちに、寝てしまった。　

　　　今日で、チサが他界してから、８か月も経ってしまった。　明日からは９ヶ月目が始まる。　さー、何をしようかな。

　　　７月３１日。　戦争は終わった、と、願っていたら、それはあまりにも甘かった。　本当の戦争がはじまったのは、７月の後半だった。　私一人で霊界の軍隊と戦い、霊界の１０００人部隊を崩壊させた。　これで終わりだと思ったら、その残党が押し寄せてくる。　疲れきっている状態だ。　まあ、７月の生活を見てください。

（３）　９か月目（７月）の生活

７月４日。　４日は、チサの霊界での月誕生日

　　　昨日は、朝から１日中ブツブツとつぶやいていた。　「チサ、なぜ来ないの？」、「チサのお家は、この船だよ。」、「チサ、早く見えるようになってよ。」、…………、と。

　　　そのせいか、夜の１１時ころだったと思うが、チサを呼び出し始めたら、１分もしないうちに、遠くにチサを感じた。　「チサ、こっちにおいで」というとゆっくりと歩いてくる。　この雰囲気は、夜のマリーナを見ながら、ゆったりとした気分で歩いているようだ。

　　　チサは定位置に浮かんだ。　「チサ、こっちに来てよ」というと、スッと背中に抱きついてきた。　「キスもしてよ」というと、キスをしてくれた。　「もっと」と言うと、「ちょっとだけよ」、だった。　本当に気持ち良い。　霊とキスしている人なんか少ないだろう。

　　　外は、前線の通過で、大風・大雨に変わった。　大雨や大風が大嫌いなチサは、前線が通過するまでは船に留まるはず。　１５分くらいで前線は過ぎて行った。　チサはまだ留まってくれている。　また、小さな雨雲がやってきた。　雨雲が通り過ぎるまでの、全部で３０分くらい、チサとたわいのない話を続けた。

　　　３０分もチサが船に留まってくれたので、大満足したから、来なくとも問題はない。　私の経験では、霊と霊との交信は「瞬間」で出来る。　その代わり、難しい話は出来ない。　なぜそうなるかは別項で詳しく説明する。　だから、３０分も一緒に居てくれたというのは、画期的なことだ。

　　　７月５日。　明け方にマーちゃんが私を激しく揺り動かすけれど　「眠い。　こんな時間に来ないで。」と追い返す。

　　　７月６日。　チサが他界した後の２ヶ月間は、どうあっても、チサの霊を私の体の中に住まわせようと努力していた。　今では、沢山の居候霊が私の体に住み付いているくらいだから、チサだって、私の身体に住み付かせることは不可能ではないかもしれない。　そのうち、具体的な方式を考え出そう。　これは楽しみだ。　　　

　　　朝から１日中、パソコンに向かって仕事をしていた。　つかれた。　夜１２時前に呼び出したが、チサは来てくれない。　まあ、良いや。　昼間に沢山独り言を言い続けていたから、チサも話を聞くのは疲れているのだろう。　

　　　そのうちに、１日中、チサに向かって何もつぶやかない日を数日間続けたら、チサが心配して、チサの方からやって来てくれるかも知れない。

　　　７月７日。　チサは来ない。

　　　７月８日。　来ない。　これで４日間も来てくれない。　少しずつ、心配になってきた。　

　　　７月９日。　交霊会の計画　出来るかな？　　「霊のアキ」とチサとに独り言を吐いていた。　人間と霊とが通訳霊を通して小さな社会を作ってみようと言う構想だ。　最初の実験台はマーちゃんを使う。　チサは「通訳が出来る霊」を探してくる。　マーちゃんは人間界の連絡先の住所と氏名を「霊のアキ」経由で「人間のアキ」に伝える。

　　それだけが出来たら、交霊会を開いてみる。　成功したら、面白い。　どんな霊とも午後のお茶か、深夜の酒盛りが出来る。　そんな話をしていたら、突然マーちゃんが飛び込んできた。　怒っている。　自分を抜きにして話が進んでいるので怒ったのだろう。　胸ぐらをつかんで、怒りをぶつけてくる。　そんな夜だった。　詳細は、　霊２７９　真昼間にチサが逃げ込んで来た（０９．０７．０９．）に書いたとおりです。

　　　７月１０日。　マリーナが全部入るくらいな巨大なチサを見た。　沖縄は、連日３２℃から３４度だ。　風があるから少しは助かる。　急激に真夏になった。　暑すぎるので、体調が崩れ気味になる。　休みを十分に採ろう。　それで、昨夜は、１０時にはベッドに入った。　

　　　チサに独り言をつぶやいていたら、何となく、薄い感じでチサを感じた。　なんと、チサが巨大に膨れ上がった球になっている。　この詳細は、　「霊２８１　また、チサがフラツイて出てきた（０９．０７．１１．）」　　に書いたとおりだ。

　　　７月１１日。　チサは来ない。

　　　７月１２日。　チサは来ない。

　　　７月１３日。　昨夜は、夜の１２時前に、久しぶりに「無我の境地」にでもなってみるか、と３０分くらいチサの喜ぶ人間の時の話をしてあげた。　さてっと、瞑想に入った。　瞬時に、目の前の白いもやもやがなくなって、灰色になった。　チサがやってきた。　この後は「霊２８３　霊は原始的な生命か？」に続く。

　　　７月１４日。　　また蛇の霊がとりつこうとした。　詳細は「霊２８４　また、蛇の霊がとりつこうとした」です。　さらに、へんてこな霊が私にとりつこうとしてきた。　この頃は新参霊のオンパレードだ。　詳細は「霊２８３　へんてこな霊他とりつこうとしてきた」に書いてあります。

　　　７月１５日。　寝る頃に、昨日のへんてこな霊が隙をうかがっていた感じがした。　それで、チサに　「あのへんてこな霊がとりつこうとしているから、悪いけれど、見張っていて。」　とお願いして１１時ころには寝てしまった。　何も起こらなかった。　でも、７時の目覚ましに気付かない。　眼が覚めたのは７時５０分くらいだ。　また、寝てしまい、起きたのは９時過ぎだ。　真夜中か明け方に、霊どもが騒ぎまくっていたのかもしれない。　真夜中と明け方に何があるのか、ビデオ撮影をしようと、パソコンカメラとソフトを探している。　

　　　７月１６日。　何も起こらなかった。

　　　７月１７日。　何も起こらなかった。　

　　　７月１８日。　疲れて寝た。　何も起こらなかった。

　　　７月１９日。　

　　　７月２０日。　昼間から、そして夕方から、チサに来てもらいたいとつぶやき続けていた。　夜の１２時過ぎに、ようやくチサが来てくれた。　それも、本当に漫画チックな現れ方だ。　こんな事は初めてだ。　自分の霊能力としても、おかしくて笑いが止まらない。　長くなるので、「霊２９０　漫画チックな霊能力？」に続く。

　　　７月２１日。　出てこない。　今日は皆既日食の日だ。

　　　７月２２日。　１２時過ぎまで他の船に居た。　帰ってきて爆睡。　

　　　７月２３日。　殆ど仕事はしないで、甲板とかベッドで昼寝ばかりしていた。　夜は11時には30分くらいかけてチサを呼び出したが無反応だった。　そのまま、寝てしまった。

　　　7月２４日。　朝、7時5分くらいに目が覚めた。　トイレに行った。　よし、今日こそは、寝たふりをして、霊どもが何をしているのか、見届けてやる。　眼をつぶった。　その途端、気を失った。

　　　次に目が覚めたのは、8時37分。　8時半の目覚ましがかすかに聞こえたような気がする。　でも、疲れて、起きれない。　ベッドから立ち上がったのは10時40分くらいだ。　今が10時54分。　本当に、朝の7時から8時半まで、何が起きているのだろうか。

　　　夜は、呼び出し続けたが、全く来なかった。　どうしたのだろうか。

　　　７月２５日。　朝、６時２５分位にトイレ。　起きていようと頑張ったが、７時前に気を失う。　かすかに目が覚めたのは８時３５分。　目覚ましを聞いたような気がする。　また、爆睡してベッドから出たのは１０時過ぎだった。　一体、どうなっているのだろうか。

　　　７月２６日。　もう、１週間程度、チサは出てこない。　いくらなんでも、もう呼びださないといけない。　夜の１０時ころから、うとうととしながら呼び出し始めた。　ようやく、ヨタヨタになったチサを取り込むことが出来た。　「とにかく、毎日、治療に来い」と、強く言っておいた。　詳細は「霊２７９－３　チサの闘争？　ボロボロのチサ」で紹介する。

　　　７月２７日。　チサは来るには来たが、船の前でＵターンしてしまった。　でも、これでチサの体調は把握できた。　詳細は「霊２７９－４」で。

　　　７月２８日。　１００％、うまく行った。　自分でも、こんなに正確にチサとコミュニケーションが出来たのは初めてだと思う。　なんと、呼びだしたら、すぐにチサが飛んで来て、治療を受けて、おしゃべりしてから消えていった。　詳細は「霊２７９－５」で。

７月２９日。　本当に大変な夜になってしまった。　チサを追い回していた軍団が６００人から１０００人もいた。　チサが逃げ込んで来た。　その後、軍団が攻めてきた。　この軍団を相手に戦い続けた。　結果は、その軍団の崩壊だった。　私たちが大勝利を収めたのです。　軍団に所属している霊のほとんどに説明し、説教し、アドバイスした。　詳細は「霊２７９－６　チサの闘争？　巨大霊の分裂（１）、（２）、（３）」を参照されたい。

　　　７月３０日。　これでチサの戦いは終わりかなと思って、ゆったりした気分で居た。　夜１０時半過ぎにチサを呼び出したが、出てこない。　これはおかしい、また、何かが発生したのかな。　霊界では何が起きても不思議ではない。　なんと、軍隊の残党が襲いかかって来た。　詳細は「霊２７９－９　チサの闘争？　巨大霊の残党」」を参照されたい。

　　　７月３１日。　今日は一体何をしていたのだっけ。　私の自称認知症は少しずつ進んでいるようだ。　直前のことも忘れてしまう。　特に、霊がらみの事はあっという間に忘れてしまう。

　　　そう、朝１０時半くらいにチサを呼んだか来なかった。　１日中、独り言をつぶやいていた。　夜の１１時半くらいに、チサを呼び出した。　でも、チサは死んでしまった。　と、思わされた。　良く考えたら、霊は死ぬはずはない。　この、びっくりする内容は、「霊２７９－１１　チサの闘争？　残党の第２次襲撃」と「霊２７９－１２　チサの闘争？　チサは生きている」を読んでください。　自分でも信じられないのです。

８月１日。　チサは謹慎処分で、古城に幽閉されているようだ。　私は１日中何もしないで、寝ていた。　疲れ切っているので、寝ても寝てもいくらでも寝れる。　

　　　夜寝る前に、チサが生きていることを確認するために、私の方から人間界を出た。　３秒くらいで体脱が出来た。　チサとの約束は、私が行ったり呼んだら、一回だけ　「はーーーーい」　と返事をする事だ。　その後は私が独り言う事になっている。　すぐチサが出てきた。　これでチサは生きていることが再確認出来た。　

　　　８月２日。　何も起こらなかった。

　　　８月３日。　霊界も人間界も、私の周りは「静か」の一言だった。　本当に平和がやって来たようだ。　この１ヶ月間の闘争で、私は沢山のことを学び、沢山の疑問が発生した。　これからは、戦争ではなく、思索の毎日を続ける。　読者のみなさんは、この１０カ月にわたる「霊シリーズ」を読まれて、人間と霊は兄弟のようなものであると理解していただけたと思う。

　　　私自身は、チサを追いかけ続けるために、「霊感が少しある普通の人間」からスタートし、「霊のアキ」の命ずるままに霊能力を身につけてきた。　その結果、私は世にも珍しい学者との兼業霊能者となった。　さらに、チサの最後の場面に全面的に参画して、新しい霊能力が使えるようになった。　だんだん「化け物」のようになってきた。　